次世代型税理士の仕事術

社長に必須のメンタリティ

From:福元友則

 

今回がNext税理士Labの200号です。

 

いつもご愛読いただきましてありがとうございます。
ここまで色んな記事を書いて来ましたが、何か少しでもお役に立てていれば幸いです。

 

お会いする人によく聞かれることなのですが、いつ書いているのですか?とかネタがよく続きますね、大変じゃないですか?と声をかけていただきます。

 

僕は記事はよほどのことがない限り前日に書いているんですよね。
毎回の記事が読んでくれている人とのコミュニケーションだと思っているので、できるだけタイムリーに話たいと思っているためです。

 

いつもネタをどうしようかなと考えてはいるのですが、いざ書き始めると前もって書こうと思っていることと全く違うことになることもよくあります。

 

ネタに関しては、自分がする情報収集の中でシェアした方がよさそうだなと思うことや、自分が体験した役に立つこと、なるほどなと思ったことなどをメモしているので僕のデスク周りには常時100枚以上のポストイットが貼ってあります。

 

普段はこれを見渡してどのネタで書こうか探すところから始めるので、出張中にメルマガを書くときは大変です。

 

僕はコンサルタントでありますが、マーケッターですので行動指針としていつも
「構え、打て、狙え」を心がけています。

 

書き間違いではなく、「構えて、打って、狙え」です。

 

普通は「構えて、狙って、打て」だと言われてると思うのですが、これだとマーケティングに関わる人(つまり売上に関わる人全般)に適さないんですよね。

 

というのも、先日もセミナーの参加者から「DMってレスポンスが何%だったら合格ですか?」という質問をもらったのですが答えは1%です。

 

一番正しいのは、利益がDM費用を下回らなければ合格なのですが、何%かで教えて欲しいと言われたのでとりあえずの線で答えました。

 

1%ということは、100人に送って1人反応してくれたらいいDMってことです。
99人に無視されて合格って考えるとすごいことですよね。

 

なので、「構えて、打って、狙え」ではスピードが遅いんです。「DMを作って、よく検討して、送る」では遅すぎます。さっさと作ってリリースしてしまえば、よかったか悪かったかなんてすぐにわかりますから。

 

「DMを作って、送って、改善する」ぐらいのスピード感でやらないと売上を増やしていくことはできません。

 

じっくり時間をかけて2%のDMを作るより(反応率を倍にするということ)その時間で1%のDMを2つ、3つと作ったほうがいいと言うことです。

 

普通の会社では、成約率の高いDMを時間をかけて1つ作るより、そこそこの成約率のDMを5つ作るほうが売上は増えますので。

 

税理士事務所はミスが許されない仕事を普段からしているので、なかなかこういうメンタリティにならないと思うのですが、社長業をする場合には考え方を変えたほうがいいと思います。

 

税理士業は減点業で、ミスをするたびに100点から減算されるのですが、マーケティングや経営というのは加点業です。0点から点を積み上げていく仕事です。

 

その場合、失敗したら致命傷ということ以外はスピートが常に他の全てに勝りますのでぜひ仕事の内容でメンタリティをかえて、スイッチを切り替えて、業務に挑んでいただければと思います。

 

確定申告期限も残り10日となります。
お身体に気をつけてラストスパート頑張ってください。

 

ー福元友則

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