From:高名一成
昨日は奥さんの誕生日。7回目の結婚記念日でもありました。
ウチの家庭は誕生日だからといって特に何かをするわけではありませんが、この日は奥さんから食べたいとリクエストがあったのですき焼きを夕食に作りました。
その買い出しにスーパー行ったときのこと。
すき焼きを作った経験がほぼ無いのでレシピを見ながら必要な食材を調達していると、お肉コーナーでどれにしようかまよいました。
いろんな種類と価格帯のお肉があるからです。
どれにしようかな、これは美味しそうだけど高いな、でも価格帯をワンランク落とすと少しなんかいまいちな気がする、と迷った結果、僕は、、、
買うのをやめました。
買わなかった結果、お肉抜きのすき焼きをやったわけではありません(笑)
そのスーパーで買うのをやめて近所にある老舗のお肉屋さんに行くことにしたのです。そこは昔から美味しいと評判のお肉屋さんで遠方からも買いに来るお客さんがいるお店です。
僕はどうせならいつもは買わないけどいいお肉を買うことに決めたのです!
といっても驚くほど高いものではありません。
これは実際の僕の昨日のエピソードですが、あなたもこんな経験はあるのではないでしょうか?
いつもは買わないけど、誕生日の様な特別な日だったらいいかなという経験がは誰でもしたことがあると思います。
この行動心理についてはあまり説明がいらないと思いますが、これを使えば売上アップに繋がる可能性はとても高いです。この日は価格の高いものでも買ってもらえるチャンスです。
しかも、お客さんは喜びながら買っていきます。
やることはお客さんの誕生日に特別なオファーを出すだけ。それも、この時にしか買えないような特別なオファーにすると効果絶大です。
特に店舗ビジネスがやるとかなり効果が出るのでオススメしているのですが、あまりやれているところはありません。
なぜなら、まずお客さんの誕生日を知らないからです。
だからまずはこの情報を獲得しなければいけません。
もし、1ヶ月に1人誕生日のお客さんがいれば、年間で12回価格の高い商品を買ってくれる可能性があるお客さんがいるということになります。
これが1週間に1人だとすると、約48回のチャンスがあります。
このチャンスをみすみす逃す手はないですよね。
なので、ぜひ顧問先にアドバイスの一貫として教えてあげてください。
そして、自分たちだったらどう使えるか?誕生日以外にお客さんの特別な日はないか?これを探してみてください。
ー高名一成