From 福元友則
専門家と呼ばれる仕事をしていても、僕のようなコンサルタントと士業では色々違うところがあります。
士業の場合は資格が必要なビジネスなので、専門家になる=資格取得でわかりやすいのですが、コンサルタントの場合そうはいきません。
誰でも自分で名乗ればコンサルタントになることができます。
ですので、コンサルタントですと言うだけで仕事になることはありません。
そこで大事になってくるのが、何コンサルタントなのか?です。
何をやっているのか?他の人とどう違うのか?をすぐにイメージしてもらえるように工夫しなくてはいけません。
例えば僕の場合、僕のやっていることは経営コンサルタントがやっていることです。
ですが、僕は自分の仕事をイメージしてもらうやすくするためにマーケティングコンサルタントとか売上アップのコンサルタントとしています。
こうすることで、みんなが僕に相談してくることは売上アップやマーケティング、営業についてになります。
実際、商売繁盛の会の懇親会とかでマーケティングの話以外を話してのを見たくないと冗談半分に言われることがたまにあります。
参加者の方のイメージはマーケティングの先生になっているので、そのイメージを守って欲しいという訳ですね。
また同業者から紹介がくるようになります。
専門分野がかぶらなければ、同じ経営コンサルタントであっても競合と見なされなくなるからです。
税理士同士だと仕事を紹介しあうというのはなかなか難しいと思いますが、コンサルタントだとよくあることです。
中には仕事の依頼の9割以上が同業者からの紹介という人もいるぐらいです。
税理士でも、専門分野を絞っている相続専門の方の場合は同業者である税理士から紹介たくさんありますのでイメージしやすいかもしれませんね。
より専門性を強くすることができます。
自分の専門範囲を絞れば絞るほど、研究する範囲を絞ることにもなるので、広い人と比べるとより深くその分野を研究することができます。
そのためより一層その分野に詳しい専門家や、第一人者になりやすくなります。
こうしたメリットがあるので、専門家は自分の専門分野を絞りこみましょう。
ぜひやってみてください!