経営戦略

いい顧問先とイヤな顧問先

From:高名一成

 

今、ネットサーフィンをしているとコロナ関連の話題ばかりです。

 

その中でもドラッグストアの店員さんの悲痛な状況をよく見るようになりました。

 

どうも心無いお客さんにひどいことを言われている店員さんが多いみたいです。

 

「なんでマスクが無いんだ!?アタマがおかしいのか?死んでしまえ!」

 

なんてことを言われているようです。

 

誰もがご存知の通り、今日本はマスクが不足しています。

 

そして、デマ情報のせいで店頭からトイレットペーパーも消えました。(最近は納豆もなくったそうです。納豆を毎日食べる僕には大問題!)

 

ふつうに考えれば分かりますが、これは店員さんのせいではありません。

 

ある店長さんが書いたであろう記事には

 

「なんでこんな奴らに謝らなきゃいけないのか?」
「消費者のために働いているのになぜ暴言に晒され傷つき泣きながらレジを打つアルバイトの子を見なければいけないのか?」
「店員とお客さんの立場はイーブンではないのか?」

 

と素直な気持ちが書かれていました。

 

これは僕も同じ様な意見です。

 

店員とお客さんの立場はイーブンです。

 

お金をもらう対価として価値を提供するお店があって、価値を求めてお金を払うお客さんがいる。そこに上下関係はありません。

 

だから自分たちも毅然とした態度を取る必要がありますし、理不尽な暴言や自分たちのキャパを超える要求はつっぱねるべきです。

 

ビジネスはお客さんを幸せにしなければいけませんが、自分も幸せにならなければいけません。

 

自分がつらいとそのビジネスを続けることはできませんよね。そこで辞めてしまうと今のお客さんに迷惑がかかります。

 

経営に大ダメージが出るお客さんもいるかもしれません。

 

だから、自分が幸せになることもビジネスでは「義務」なのです。

 

それを実現する時に考えるべき大切なことは「誰をお客さんにしないか?」です。

 

イヤはお客さんに対応している時間ほど非生産的なことはありません。時間もエネルギーも奪われてしまいます。

 

だったら、そういったお客さんをほっておいて、いいお客さんに時間を使う方がよっぽどいいです。

 

それが顧客フォローになり売上にも繋がります。

 

それにいいお客さんと関わる時間で自分のモチベーションが下がることは少ないでしょう。

 

逆に上がることの方が多いはずなので業績に大きな影響を与えます。

 

これはESアップ(従業員満足度)にもなり離職防止に繋がります。

 

ぜひ、今年は関わらない顧問先の基準を決めてください。

 

そういった顧問先との顧問契約は結ばない、解除するというのも1つの選択です。

 

他に時間が使えるようになり、ストレスも無くなるので、おそらく売上は増えるはずです。

 

ー高名一成

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