from 福元友則
明日からゴールデンウィークですね。
今年はどのように過ごされる予定ですか?
緊急事態宣言が延長される見通しです。
早くて5月いっぱい、6月の上旬までの延期かもしれません。
中小企業は内部留保が潤沢な会社は少ないため自粛が伸びるとそれだけ倒産リスクが高まってしまいます。
エヌエヌ生命保険の調べでは、資金繰りが持つのは
3月末まで・・・7.1%
4月末まで・・・20.3%
5月末まで・・・16.3%
6月末まで・・・15.5%
となっています。
約6割が6月までしかもたないとのこと。
東京商工リサーチの調べでは
「何ヶ月後の資金繰りが心配か?」
1ヶ月未満・・・1.0%
1ヶ月 ・・・4.8%
2ヶ月 ・・・12.5%
3ヶ月 ・・・23.1%
となっています。
約4割の会社が3ヶ月しかもたないとのこと。
1部では6月末が倒産ラッシュになるのではとの話もでてます。
夏前までが正念場。
自粛期間はいつまで続くかわかりません。
色んなところで話を聞いていると、思っている以上に中小企業に補助の話が伝わっていないように感じます。
今こそ税理士事務所の出番です。
繁忙期で大変だと思いますが、顧問先を全力で支えてあげてください。
自民党のサイトが各種支援がよくまとまっていて使いやすいと思います。
→https://www.jimin.jp/covid19/?fbclid=IwAR0Ch3nMtUY4Ag9CEvjhZUTbXOabTdOYeJ2VRiCsHbP2GsbazwcKLRvbs8M
また不安を解消してあげるためには、何が不安なのかを整理してあげることです。
何をしていいかわからないから、不安になってしまいます。
ですので資金繰り計画を練ってあげてください。
そこから今やるべきことが見えてきます。
さらに経営計画をたててあげてください。
計画をたてることで、希望をみせてあげてください。
さらにその計画が実現するようにサポートしてあげてください。
今までと違うことを困難な状況で1人でやるのは心細いですから、そばで支えてくれる存在が必ず必要になります。
そしてどうしてもダメな時な損失を大きくしないように判断してあげてください。
もう1度事業をはじめれないダメージを負う前に撤退を進言できるのも税理士事務所しかいません。
こういう時は特に税理士事務所の存在のありがたさを感じている顧問先も多いと思います。
ピンチをチャンスに変えていきましょう!