from 福元友則
#検察庁法改正案に抗議します
がSNSでバズってるみたいです。
テレビや新聞といった各メディアでもこのニュースが取り上げられています。
報道によってその数字は前後するものの400万件以上のツイートがあったとか。
その大半がスパム認定されて取り消されているとか。
検察庁法の改正ではなく、国家公務員の改正であるとか。
まあ色んな意見があるみたいです。
その中で色んな専門家の意見を調べて僕なりに自分の見解をもつに至りましたが、このメルマガで政治に対する意見を述べるつもりはありません。
ではなぜこのニュースを取り上げたのかというとそれには理由があります。
これまでにもこういうニュースは色々ありましたが、今回いつもと違うなと感じて取り上げようと思ったからで、また営業や経営にも関係あるからです。
今回は芸能人の投稿が多いです。
普段、芸能人は政治的な意見は述べないように言われているみたいなので投稿する人はあまりいませんが、今回は違うみたいです。
で案の定、あちこちで炎上しているみたいです。
色々見ていると、あまり内容をよく理解せずに感情で投稿しているような印象を受けました。
レビューをみていると、よく言ったという意見もあれば、
よく知りもしないで間違ったことを言うな、
応援するのやめます
みたいな意見もありました。
芸能人は芸能のプロです。
政治のプロではありません。
彼らの政治的ポリシーにひかれてファンをしているのでもありません。
彼らも芸能というジャンルの専門家なのですが、自分の専門外のことについてあたかも専門家であるように意見を述べてしまったのが間違いだと思います。
これは僕たち専門家も油断するとやってしまいがちです。
例えば、僕は売上やマーケティングの専門家です。
ですので、売上やマーケティングについての意見はプロとしての見解だと受け止めてもらってかまいません。
その他の分野はプロではありません。
お客さんがこのことを正しく認識してくれている場合であればまだいいのですが、そこまで認識されていないと、もし専門外のことについて言った意見が間違っていた場合、専門家としての信頼性が下がってしまいます。
あの人の言うことは間違っていると受け止められかねないということです。
もしこれが自分の専門分野のことであれば仕方ありません。
単なる自分の力不足なのですから、精進するより他ありません。
ところは、専門外のこと口が滑って意見をいってしまった結果であれば目も当てられません。
しかし、こういったことはあちこちで頻繁に起きています。
しかもお客さんが自分の知らないところで引いていっていたら気味が悪いですよね。
ですので、自分が何の専門家なのかを今一度認識してください。
そして専門外のことについて意見を述べるときは注意するようにしましょう。