from 福元友則
ビジネスをしていて一番ピンチの時ってどんな時でしょう?
もしこう質問されたら、先生ならなんて答えますか?
資金繰りのことを言われる先生もいらっしゃると思います。
お金が回らなくなった時が、ビジネスが終わるとき。
黒字経営でもお金がまわならければダメですし、
逆にずっと赤字でもお金さえ入ってこれば続けることができます。
お得意さまとの契約がなくなった時という答えもありますね。
相談されるケースの中で、必ず大口の注文がなくなりそう、もしくはなくなったというのがあります。
強力なライバル会社があらわれたなんて答えもありそうですね。
顧客をどっさり持っていかれるなんて想像するだけで寒気がしますしね。
どれも最終的に、お金がなくなって、、、
というストーリーになるんじゃないかと思います。
色んな会社や社長の相談にのっていると、そこに至る経緯は様々でも分岐点は似通っている気がします。
事業がうまくいく時は
お客さんのほうをむいて仕事をしている時。
うまくいかなくなる時は、
お客さん以外のことを1番にしている時。
です。
売上は、お客さんがあってのことです。
お金を払ってくれるお客さんがいなければありえません。
なので、お金を払ってくれるお客さんのほうをみて、
お客さんが望んでいること(顕在)であったり
お客さんが求めるようになること(潜在)であったり、
に答えていくのが確実です。
そこから離れれば離れるほど、
それはギャンブルになります。
目の前にいるお客さんに今より尽くすこと、
今より力になれるようにすること、
これこそが事業をよりよくするためにやるべきことです。
このために
働く人は自己研鑽をしてより成長するべきです。
ですが、それでも一定数のお客さんは必ずいなくなってしまいます。
ですので、新規客を獲得し続けることも必要です。
新規獲得がとまる時、ビジネスはピンチを迎えます。
もっというと流入よりも流出が多くなる時にピンチになります。
では、新規獲得をするにはどうすればいいのか?
何もしていないのであれば、すぐに何かはじめたほうがいいです。
見込み客が集まっているところに顔出すようにするだけでも違います。
すでに、何かをやっている先生は次のことに注意してください。
見込み客に忘れられないようにするにはどうすればいいのか?
見込み客が成約にならない時は、
他との違いがわからない時、
予算があわない時、
忘れられている時、
です。
この中で一番もったいないのが忘れられること。
ですので、新規獲得の時にはフォローアップを続けることが重要です。
ですが、これがなかなかできているところが少なくて、、、
ですので、顧問先へのアドバイスに困ったら
この点を確認して指摘すればまず間違いないぐらいです。
ぜひ覚えておいて使ってみてください!