from 福元友則
先日行った商売繁盛の会にOBの方が参加してくれました。
そこで参加していた時には取り組めなかったけど、あれやったら成果出ましたよ!という成果報告をしてくれました。
中小企業に本場仕込みの正しいマーケティングを伝えたい、マーケティングの力で中小企業を応援したいと思って活動しているので活動報告や成果報告をもらえるのは本当に嬉しいです。
起業する人は少なからずだれでも夢や希望を持ってスタートしてます。
もちろん金銭的な夢や希望もあります。
ですが、僕が出会ってきた地域の中小企業の社長達は金銭面をはるかに超える夢や希望を持っていました。
自分の好きなことで人を幸せにしたい!という夢です。
ところがビジネスがなかなか軌道に乗らず、いつしか資金繰りに追われて夢そのものを忘れてしまい、日々の仕事に忙殺されてしまってます。
業績を見るたびに、夢ではなくまずは資金繰り、生活の安定となってしまっています。
そんな人達は、得てしてマーケティングにたどり着けていない。
今の日本の土台は戦後の物不足の時代にあります。
そのため、物が不足している時代の「いいものを作れば売れる」という考え方がはびこっています。
しかし、これは間違い。
いいものを作っても売れません。
それで苦しい経営を強いられている人がたくさんいます。
正しくは、売れる商品がいい商品です。
では、売れる商品を作るにはどうしたらいいのか?
そのヒントを紹介します。
「ビジネスは、2度つくられる。」
これは7つの習慣に出てくる言葉です。
1度目の創造は、知的創造。
2度目の創造は、物的創造。
という意味です。
また違う言葉で
「ビジネスとは、創って作って売ることだ」
というのもあります。
どちらも共通してますが、
まず企画があって、商品を作って、そして売る。
これがマーケティングです。
ところが、「いいものを作れば売れる」では
作るのところしかありません。
企画もないし、売る行為もありません。
そこで、それをうまくやっている事業や店舗、会社は何をやっているのか?
どうやっているのか?を伝えているのが商売繁盛の会になります。
「創って作って売る」というプロセスを商売の中にもつことがはじまりです。
ぜひ先生の事務所でも、そして顧問先にも教えてあげてください。
コロナの時代にあっても伸びる会社に共通することですので。