From:福元友則
ある時、僕の先生に宿題の広告をみてもらった時のこと。
人に自分の制作物をみてもらってレビューをしてもらうのってドキドキしますよね?!たくさんダメだしされたらどうしようとか、これいいね!なんて褒められたらどうしようとか。
実際には、レビューをお願いしているのでダメ出しされまくるわけですが!
この時、僕はある程度自信を持って提出したのを覚えています。
ですが、かえってきた答えはとても意外なものでした。
それは、、、
「これ、いつにやったの?」
最初、読み間違いじゃないかと思いました。
「いつにやったの???」
いや、昨日の夜中だけど。
なんで?どういう意味?ってなりました。
でも、こんなこと聞かれるなんておかしいなと思って自分が送ったものを見返してみると、アラがでてくる、でてくる。恥かしくなってしまいました。無かったことにしてくれないかな。
この時、夜にやった仕事は翌日に見返さないと絶対にダメだなという教訓を得ました。
というか、特にクリエイティブな仕事や抽象的な仕事や重要度の高い仕事を夜にやるもんじゃないなと痛感しました。
それと、1日の中でどの時間にどういった仕事をするかが、ものすごく重要なのではと思い始めるきっかけになりました。
経営者として仕事をするということは、たいていの場合抽象度の高い仕事をすることになるわけで。
つまり考えることが仕事なわけなのですが、疲れ切った状態の夜にそういった仕事が適さないわけです。
こういった仕事は、脳がフレッシュな状態の午前中(しかもできるだけ早い時間帯に)やるに限ります。
では、夜の時間にどういうことをやるといいのかというとオススメはインプットの時間にすること。
たくさんの知識をインプットすることです。
そのためには、夜まで働いて作業を繰り返すよりも、その時間に本を読んだり、ビデオを見たり、教材を勉強したりしてたくさんのインプットをすることの方が、良い時間の使い方になるし、結果的にいい経営ができます。
なぜならば、僕たちは知識労働者だからです。
知識労働者は、知識で仕事をします。
知識労働者は、専門知識や専門スキルで成果を出します。
これは、働いた時間で成果を測れるようなものではありません。
たった一つのアイディアで業績が何倍にも何十倍になることもあります。
そして、専門知識や専門スキルを磨き続けなければ、人工知能にかんたんに置き換えられてしまいます。事実、頭を使わない時間のかかる作業は、かんたんなプログラムがすぐにやってくれます。
頭を使う仕事をしているわけだから、他の作業をする人より報酬もずっと高いわけです。
もっと報酬を高めるためにはどうしたらいいかというと、もちろん会社の業績をよくしたらいいのですが、そのために今よりたくさん働こうというのは間違った考えです。
もっと思考力を鍛えることに時間をかけましょう。
たくさん本を読んで、たくさん学習をして、たくさんの引き出しを持ってより多くの優れたアイディアを生み出すこと。
それが業績をよくする方法で、それが社長しかできない働き方で、それが社長の仕事です。
ー福元友則
PS.
知識やスキルにレバレッジをかける。
そのための学習としてこれをオススメしています。
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