From:福元友則
金曜日に駒場祭に行ってきました。
駒場祭というのは、東京大学駒場キャンパスで行われる学園祭で今年で69回目を迎えるそうです。
大学祭としては国内最大規模らしく、来場予想者は約13万人とのこと。参加企画も約500個らしく見所たくさんのお祭りです。
一般公開されているので、誰でも入場可能でした。
東大というと、赤門をイメージする人がほとんどだと思いますが、あれは本郷キャンパスでして、駒場キャンパスは1,2年生の教養課程を行うところのようです。
この駒場キャンパス、僕にとっては非常に身近なのです。
というのも、うちの目の前にあるからなのです。
なので、近所を散歩するときや、最寄駅にいく時によくお邪魔しています。
ですが、キャンパス内をウロウロするのも気が引けるので今までほとんど中をみたことがありませんでした。
ですので、興味もあってタイミングもあったので今回行ってみました。
普段は閑散としていて近所の人が犬の散歩をしていたり、学生が歩いているぐらいなのですが、人、人、人で溢れかえっていました。
とにかく、人と学生が出店している出店でいっぱいでした。
(ちなみに3件に1件は牛串を売っていました!きっと業者が提案しているんでしょうね!)
僕が行ったのは14時ごろだったのですが、すでに完売して店じまいしているところもちらほら。
マーケッターとしては、人混みやお店を見ると色々おもうこともありますので、それをシェアしたいと思います。
人を集めるには、やっぱりイベントが一番だなと改めて思いました。
東京ドームの収容人数は55,000人です。
その2倍から3倍の人が東大に集まっていました。
ただの大学祭です。
来場者にとってもっとためになるイベントや時間の使い方は他にきっとあると思います。
でも、人が集まっているところに人は集まりますし、人が集まればそこでお金も使います。(意味もなく来場記念に東大レポートパッドを買ってしまいました、、、)
改めてイベントの効力をまざまざと見せつけられました。セミナーとかの勉強会だけでなく、税理士事務所もどんどんイベントを仕掛けて集客していくべきです。
それから、差別化の重要性も改めて感じました。
同じような出店がたくさん並んでしました。
正直、何が違うのか全くわかりませんでした。(看板が違うとか、人が違うとか)
これでは、どこで買っていいのか全くわかりません。
ですが、早々に売り切れて店じまいしているところを見ると、
「目を引く仕掛け」だったり「キャッチフレーズが良かったり」していました。
味のよさで売り切れる店とそうではない店の差があるとは到底思えません。
事前に味の違いがわかるようなものがありませんでしたので。
なので、「売れるというのは、商品の本質とがは違うところにある」というマーケティングの定説を再確認するいい機会になりました。
税理士事務所も、サービスの良さとか品質をうりにしても見込み客には全く伝わりません。
それ以外の見込み客の目をひくポイントが必要なのです。
ぜひ経営方針を考える際のヒントにしてください!
ー福元友則