From 福元友則
どの会社もほとんどできていないことで業績アップに最も効果のあることの1つがファンづくりです。
業績のいい会社にはファンがいて、その会社のことを熱心に応援してくれています。
例えば、セミナーの開始時に機材トラベルに見舞われたとします。
機材トラブルを復旧させるのには、多少なりとも時間がかかるのでセミナー参加者を待たせてしまうことになってしまいます。
通常のセミナーだと参加者がじれてきたり、イライラしはじめる人がでてきたり、時間がかかると途中で帰る人もでてきます。
ところがファンがたくさん参加しているとこの時間も楽しんでくれます。
せっかくだからとセミナーにはない話をしたら、そっちのほうが喜んでもらえたり。
参加するセミナーでそんな光景をたまに見ます。
うちのセミナーでも、トラブルで時間が遅れてしまって雑談をしたら話が盛り上がってしまったなんてこともあります。
どんなときでも、業績を伸ばし続ける会社はファンづくりがうまかったり、ファンづくりを重視しています。
逆に業績に波がある会社はファンづくりをおろそかにしているため、商品があたって売上が増え、商品が売れなくなると売上が減ってしまいます。
また広告があたって売上が増え、広告をはずすと売上が減ってしまうというように安定感にかける傾向にあります。
業績を伸ばしたいすべての会社はファンづくりに取り組むべきです。
ファンづくりのやり方は色々ありますが、まずは最も価値のあるお客さんは誰かを考えることです。
ファンづくりができている会社はすぐにみんなが同じ人を答えれます。
しかし、バラバラの答えだったり、ファンの定義があいまいだったりする会社が多いのです。
特に商品数が少ない会社の場合、お客さんごとの取引額の差があまりない場合が多く、そのためファンの定義があいまいになりやすい傾向にあります。
税理士事務所もこのケースに該当しやすいので、先生の事務所もそうなっているのではないでしょうか?
もしそうであれば、上位商品を作ることのおすすめします。
ファンは誰かといえば、この商品を購入してくれているお客さんといえる上位商品を作るのです。
この取り組を形にできた会社が例外なく業績アップします。
しかも売上が増えるだけではなく、利益が大幅に増える傾向にあります。
ファンは勝手になってくれるものではなく、こちらから育成するものです。
業績アップしたいという先生はぜひファンづくりに取り組みましょう。