経営戦略

5年後の税理士事務所経営の柱になる事業とは?

From:高名一成

 

最近、昼休憩の時に昼食をとりながらテレビを見ます。

 

見るのはワイドショーなんですが、けっこう面白いんですよね。

 

今でいうと、体操の暴力パワハラ問題がメインテーマになって出演者がそれぞれの主張や意見をぶつけ合って白熱しています。

 

今年はちょっと前からスポーツ界が世間を騒がせています。

 

大々的にはアメフトから始まり、アマチュアボクシング、そして体操と、、、オリンピックが近くなったからなのか、問題が出るわ出るわでとどまることを知りません。

 

僕も武道をやっていたので、こういった問題はとても身近に感じますし、一般の人がどう思うのかはすごく興味があります。(当事者は感覚が麻痺するため)

 

なので、けっこう毎日のように見てしまう自分がいるんですよね。

 

見ていると「○○の話題がすごい盛り上がっているな」なと思いながら、一方で「あれ、あの問題はその後どうなったんだっけ?」と思うことがあります。

 

ちょっと前まで世間を騒がせていた、アメフトやアマチュアボクシングの問題は全然報道されていません。おそらく一件落着したわけではないはずなのに。

 

まぁ、その時のトレンドの話題だったのかな、、、なんて思いながら話題の移り変わりの早さを感じます。

 

そういったことを思うと同時にビジネスのやり方に関しても考えさせられます。

 

ビジネスの世界でも自分たちがいる業界でのトレンドは掴んでおかなければいけません。

 

なぜなら、それはお客さんがその時に興味がある可能性が最も高いからです。

 

なので、そのトレンドに関する商品を開発するのか事業を起こすのか、と経営する上で重要な選択を考えなければいけないこともあります。

 

できることなら、当然やった方がいいと思いますが、大切なことはそれがどのくらいのニーズがあるかどうか見極めることです。

 

どのくらいというのは、市場性と継続性です。

 

市場性がごく一部で小さい話であれば、採算をとるためにはかなり緻密なマーケティングが必要です。どうやって顧客獲得するのか、どのくらいの客単価を想定するのか、これをしっかり想定して行動していかなければ、採算はとれません。

 

市場性が大きくてもマーケティングは重要です。なぜなら、競合も市場の大きさに合わせて増えるはずなので、マーケティングが下手だと一気に価格競争に巻き込まれてしまいます。

 

継続性に関しては短期的なものなのか、長期的なものなのかで、その事業に注ぐべきリソースがかなり変わってきます。

 

長期的なものはメインの事業になりうる可能性があるので、しっかりリソースが注ぐべきです。

 

そして、税理士事務所は税務顧問に変わる長期的に経営の柱になる事業を作ることが求められています。同時に市場性があればベストです。

 

これを見つけることと、この事業を作りあげることが至上命題です。

 

お客さんの問題を解決しながら、かつ長期的にできる事業はどんなことでしょうか?

 

相続、M&A、MAS監査、マーケティングコンサルなどいろいろとあると思いますが、市場性と継続性の2つの観点から自社にはどれが合うのか、ぜひ考えてみてください。

 

そして、いち早く行動に移していきましょう!

 

ー高名一成

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