From 福元友則
明日は土用の丑の日。
毎年そうですが、この時期になるとどこもかしかも鰻、うなぎですね。
僕の家の近所にある鰻屋さんも連日朝からすごい行列ができています。
昨年並んだ時はたしか2時間待ちだったような気が、、、
以前、和食のクライアントを持った時になぜ土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのか教えてもらったことがあります。
聞いた話によると、バレンタインとかと同じでうなぎを売るためのイベントマーケティングがはじまりだったとか。
とあるお店がはじめたことが1大行事になるってすごいですよね。
うなぎの年間の消費額が1,000億円ほどらしいです。
そのうちの半分が7,8月だとか。
7月だけでも40%ほどの消費があるようです。
(ちなみに土用の丑の日だけで15%ほどらしいです。)
もし土用の丑の日にうなぎをに食べる習慣がなければ業界が半分になっててもおかしくないということですね。
僕は初めて知ったのですが、土用の丑の日は夏だけでないそうです。
土用とは、立夏、立秋、立冬、立春の前の18日間を指すらしいです。
土用の丑なので、その18日間の丑の日が土用の丑の日。
今年だと1月17日、1月29日、4月23日、7月28日、10月20日、11月1日が土用の丑の日になります。
てっきり1年に1度のことだと思っていましたのでこんな何日もあるとは驚きでした。
そうなってくるとうまくやればうなぎをもっと売れそうな気もします。
土用の丑にあわせてイベントを打てばいいのに。
さすがに夏のイベントほどの売上にはならないでしょうが、それでも普通に営業している時とは比べ物にならない売上にはなるでしょう。
このようにイベントとそのイベントがある理由がマッチすると短期間で大きな売上を作ることができます。
お客さんも日々忙しくても同じような毎日に退屈していますので、何かイベントを求めています。
ですので、イベントをやるのは売上のためでもあり、お客さんを楽しませるためでもあります。
お客さんと一緒にイベントを楽しめたら売上が増えないわけがないですよね。
ところが忙しくてマーケティングどころではない、イベントどころではないといいながら売上に困っている社長がたくさんいます。
ぜひ顧問先の社長にイベントをやるようにアドバイスしてあげてください。