From:高名一成
これからコンサルを始める人には必ず共通のある不安があります。
この不安を払拭できないために、顧問先になかなかアドバイスをすることができません。
不安のせいでコンサルになかなか気がのらず、税務顧問の業務を優先し時間ばかりが過ぎてしまうことも少なくありません。
その共通の不安の正体は「きちんと成果を出せるかどうか?」というものです。
やったことがないコンサルが怖いのも仕方ありません。コンサルとは相手の業績に影響を与えるものなので、もしうまくいかなくて相手に不利益を与えてしまったらどうしよう、、、。
顧問先の場合、それがきっかけで関係が悪くなり税務の契約解消なんて事態になったら、、、。
そう思ってしまうのも仕方ありません。
でも、これもどこかで乗り越えなければいけない壁です。
この壁を突破しなければいつまでたっても前に進むことはできません。
その時にオススメするやり方があります。このやり方でコンサルをすれば、不安から行動できないという壁をだいぶ下げることができると思います。
そのやり方は、過去にやってみてうまくいった効果実証済みのやり方でコンサルをすることです。
これであれば、成功のイメージも湧くだろうし、何をどんな順番でやればいいのかが分かります。ある程度不安を解消することができるでしょう。
過去にはこんな成果が出てますよと言えば、クライアントへの説得力も上がります。
反対にやってはいけないのがクライアント毎に業績アップの施策をゼロから作り上げるオーダーメイド型のコンサルです。
このやり方はセオリーといえばセオリーですし間違ってはいません。世の中にある本やセミナーで教えられているコンサルのやり方は大半はこれです。
でも、このやり方だと不安は解消されません。
ゼロから作り上げるので、それがうまくいくかどうか保証がありません。クライアントも保証がないものは基本的にやりたがりません。
結果的にせっかくコンサルを始めたのにすぐに挫折してしまったり、不安で仕方ないので施策を作り上げる工程に多くの時間を割いてしまいます。
「これで本当にいいんだろうか?」「もう少しリサーチをした方がいいな、、、」「Bプランも作って検討してみよう」
などといつまで経っても施策を実行できません。すると当然業績アップはしません。
なので、オーダーメイドでやるやり方は駆け出しコンサルの時はやらない方がいいのです。
はじめは効果実証済みのやり方を集めて、それを使ってコンサルをすることが駆け出しコンサルをしてください。
ちなみに、この効果実証済みのやり方を僕たちはテンプレートと呼んでいます。
ただし、注意点があります。
それは、効果がでないテンプレートを集めたり、クライアントの問題と合っていないテンプレートを使うことです。
これをやってしまうと成果はでません。
ぜひ、こんなことに気をつけてテンプレート集めをしていきましょう!
ー高名一成