From 福元友則
この連休の間に10年ほど前のノートを発見しました。
中に一体何が書いてあるのかドキドキわくわくしながらページをめくりました。
当時勉強していたことや考えていたことなどがメモされていました。
実現していたことがあったり、こんなこと考えていたんだということがあったり。
ただ全体的にはよく勉強しているなと感じました。
(自分のことですが!笑)
例えば自分の1週間の学習計画なんてものもありました。
それから読んだ本や勉強したことのメモもたくさんありました。
この頃は、一気にたくさん勉強した弊害で頭の中が情報でパンパンで新しいものが入ってくるたびに混乱していたのを覚えています。
そんな混乱を鎮めるためにやっていたのが、メモで、メモをしてアウトプットすることで考えを整理していたのだと思います。
この頃より今のほうが専門家になっているので本を読んだときや、講座に参加した時などに混乱することは減りました。
(減ったというかほとんどありません。)
そのせいか自分の考えを紙に書いて整理するということも減っていることに気づきました。
人は紙に書くことで学習できるように脳はできているそうです。
(デジタルではダメだそうです。)
しかも一度メモをした上から何度も何度も書き加えるほうがより学習が深まるとの研究結果もあります。
最近はパソコンでやることが多かったなと反省してしまいました。
これだと自分の反省記になってしまいますので、メモのなかから役に立つ内容をシェアして今日のメルマガは終わりにします。
「戦略とは、顧客が求めているものに対する競争相手との相対的な力関係を自社にとってよりよいものに効率的に変化させ持続させるための計画や作業であり、その結果、競合に対する優位性が継続的に維持される。」
これは大前研一さんの言葉です。
戦略についての金言はいくつもありますが大前さんの言葉となると重みが違いますね。
戦略とは、顧客が求めていることをやること。
戦略とは、競合よりも優れていること。
戦略とは、持続可能なように効率的に変化させること。
その結果、優位性が継続的に維持されること。
税理士業界の場合、中小企業が求めていることは経営をよりよくすること。
競合はそれをできていないので、まずははじめること。
そしてできるようになってから、どうやって効率的にやっていくか考えましょう。
時間をとって考えてみてください。