From 福元友則
先日とある人と話をしていて仕事ができる社長、ビジネスマンに共通することという話題になりました。
色々な意見が出ました。
勉強熱心であるとか、自己投資をしているとか、スキルを磨いているとか色々な意見が出ましたが、勉強していなくても結果を出している天才肌の社長はいますし、自己投資などしなくても会社を成長させている社長もいます。
(あくまでも例外の話でうまくいっている社長の大半は勉強熱心で自己投資をリターンにかえている人ばかりです。)
何事も例外はありますので絶対とは言えないことばかりですが、こんな意見も出ました。
すぐやる人。
なるほど、たしかに逆を考えるとよくわかります。
できなかったことの大半は今は忙しいから後でやろう、今度やろうと思って、そのまま忘れていったことが大半だからです。
同じような意見で、最後までやりきる人。
という意見もありました。
たしかに手はつけたけど途中のままになっていることってたくさんありますよね。
会社の経営などでよくみられる光景です。
重要だけれども緊急でない仕事より、緊急で重要でない仕事が優先される傾向にあります。
重要度はわかりにくいけれども、緊急度はわかりやすいからです。
重要だけれども緊急でない仕事と、緊急だけれども重要でない仕事。
先生はどちらが重要かわかりますか?
質問にすらなっていないような質問ですよね。
では、先生はどちらの仕事を優先してますか?
緊急な仕事を優先しちゃってるなと思う先生もけっこういらっしゃると思います。
日本電産株式会社は経営理念でこんなことを言っています。
「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」
後回しにしたことでできるようになることは稀です。
後回しにすることで余計にできなくなることは多々あります。
緊急な仕事は常にありますし、常にはいってきます。
みんな仕事を緊急度でやっていますし、締め切りがせまってきて仕事をするという人が大半です。
ですから、外からやってくる仕事は緊急なことばかり。
今月は忙しかったなと思っても業績や成果にあらわれていない時の原因はこれです。
ぜひ時間をとって考えているだけで行動にうつせていないことや、やりはじめたけど中途半端になっていることを書き出してみてください。
先生だけでなく、スタッフにもやってもらってください。
これが多ければ多いほど業績はよくなく、少なければ少ないほど業績のいい会社になります。
定期的にやるようにすると、業績アップにつながりますよ。