経営戦略

ディズニーから学ぶ客単価アップのアイディア

From:高名一成

 

誰もが知るテーマパークのディズニーランド。

 

ディズニーもコロナで満足な営業ができなくなり、大きなダメージを受けた会社の1つです。

 

最近では入場制限を1万人以上に引き上げたりして回復の兆しが見えてきているようです。

 

ディズニーランドは10月にチケットの価格を変更しています。

 

以前は8,200円〜8,700円だったのが10月から7,900円〜9,400円になりました。
(ディズニーのチケットは日によって価格が変わる価格変動制です)

 

新価格の方が以前より安くなっていますし、高くもなっています。

 

オフィシャルサイトのカレンダーには10月1日はいくら、10月2日はいくらといった価格表が記載されているんですが、どの日も8,400円〜になっています。

 

実質は値上げしたようなものでしょう。

 

それからハロウィンに合わせて13,000円するモーニングパスポートを販売しました。

 

このチケットは一般客より2時間早く入園できて、大人も仮装することができます。(パスポートがなければダメ)

 

これはディズニーの客単価アップする施策です。

 

集客ができなくなっている分、客単価アップの施策を増やしてきているのでしょう。

 

そのおかげで客単価においてはコロナ禍でも順調だそうです。

 

客単価アップが重要なのは分かったけど、どうやってやればいいかが分からない人はぜひディズニーを参考にしてみてください。

 

今回やったモーニングパスポートの1つのウリは「はやさ」です。

 

他の人より早く入園できて遊べるという特典があります。

 

ディズニーはアトラクションによっては1時間、2時間並ぶのはザラにあるのでアトラクションが好きな人にとってはかなり魅力的なオファーになるはずです。

 

「はやさ」でお客さんを優遇すると客単価アップすることができます。

 

もしかしたらあなたも使っているかもしれませんが、Amazonのプライム会員なんかもそうです。

 

プライム会員になれば、ほとんどの商品が翌日届きます。

 

新幹線もそうです。ふつうの電車より早く目的地に着くことができます。

 

他にもいろいろあると思いますが「はやさ」は人の購買条件の上位にくる概念です。

 

早く買えるなら高くてもいい、早く届くなら高くてもいい、こう思う人はかなりいます。

 

ですから、「はやくする」ことで客単価アップができないか考えてみると新しいアイディが出てくるでしょう。

 

ぜひ、この考え方を顧問先に教えてあげてください。

 

特にコロナで集客が難しくなった業種は客単価が生命線になるので、1つのアイディアとして参考にしてください。

 

ー高名一成

 

 

 

 

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