from 福元友則
確定申告お疲れ様でした。
今年の確定申告はいかがでしたか?
色んな先生のお話しを伺っていると、、、
近年はコロナで期限が遅くなっていたためか今年はスケジュールがタイトに感じたという先生がいらっしゃったり、、、
なぜか例年になく順調に終わったという先生がいらっしゃったり、、、
先生の事務所はどうだったのでしょうか?
僕は仕事柄色んな会社の経営や業績をみる機会に恵まれてきました。
中には誰もが知っているあの有名企業のコンサルや研修をしたり、社長とお話しする経験もしてきました。
僕は性格的にも自分の信条的にもアドバイスをする際には理屈や根拠に基づいたことをとても心がけています。
それはなぜかというと、人の感情は常に変わるものだからです。
僕から見たら同じ出来事なのに、社長は違う出来事だと捉えていることをたくさん目撃してきました。
同じ出来事に対して毎回違うリアクションをするのもたくさん目撃してきました。
同じことをした社員をある時は褒め、ある時は叱責する。
これでは社員は困惑する一方で、怒られないようにするためには何をしないこととなってしまいますよね。
同じ出来事に対して毎回違うリアクションをするということは、経営や意思決定に再現性がないということです。
再現性がないということは継続性に難があるということにつながりかねません。
自分でもどういうリアクションをするのか予想できないとなんてことになったら大変です。
再現性の低い経営をしている会社ほど儲かっていません。
一山当てたらすぐに会社をたたむつもりならいいですが、ずっと続けるつもりならあらゆることの再現性を高くすることです。
しかしそうはいっても先の感情を予想することもコントロールすることも難しいですよね。
ですので、意思決定は感情ではなく原理原則などの理屈や根拠に基づいてするべきなのです。
そうすることによって、こういう時はこうすると先に決めて動くという計画に基づいて活動できるようになりますし、先をシミュレーションすることも可能になります。
安定して業績をよくしたり、いい会社をつくるためには、運やギャンブルや儲け話ではなく再現性が重要です。
意識して原理原則などを集め、それに基づいた意思決定や経営をするようしていきましょう。