from 福元友則
経営コンサルタントという仕事をしていると若い起業家やこれから起業しようという人からよく聞かれることがあります。
どういう人が成功しやすいですか?
という質問です。
いわゆる成功哲学みたいな話ですね。
最近もそんな相談を受けました。
これって結構答えに困ります。
そもそも成功の定義とかイメージが人によって違います。
例えば中小企業として成功したいのか、それともスタートアップとして成功したいのかでも違います。
それからその人の強みやスキルセットなど固有のものに左右されることも多いので、成功するための資質などはけっこうばらつきが多いです。
でもこういう人は成功しやすいよねというのは共通していることもあるのでそんなフィードバックをしました。
今回はそのフィードバックを先生にも共有します。
1.とにかくよく働く
最近は効率よく働かこうという風潮があります。
僕もプライベートを大切にするタイプなのでワークライフバランスはとても大切だと思います。
しかしいつかどこかでとにかく仕事しかしない、とにかくよく働いた経験は必要だと感じています。
常にずっとそうである必要はありませんが、とにかくたくさん働く時期が必要。
仕事の体力をつけるとか、没頭することで密度が高まるとか、色んな理由がありますが、僕が色んな人をみていて大切だと感じる理由は他にもあります。
それは自分がどれだけ働けるのか、その限界を知ることが重要だからです。
1日12時間働ける人もいれば、8時間で精一杯という人もいます。
さらに年々この時間は短くなっていく傾向にあります。
そんな中で自分はどう働くのがベストのパフォーマンスを出せるのかを知っておく必要があるということです。
その働き方に合わせたビジネスモデルを採用しないと成功するのは難しくなる一方です。
2.好奇心を持つようにする
新しいこと、今までと違うことを見つけたとき、先生はどう感じますか?
面白いと感じる人もいれば、敬遠してしまう人もいます。
新しいことや今までと違うことに取り組める人のほうが成功しやすい傾向にあります。
広く浅く、狭く深く、どちらのタイプにしろ好奇心をもって、意識している人になりましょう。
3.売ることを強みにもつ
中小企業であればどんなビジネスであれ、売るというのが大きな差別化になります。
中小企業は売ること、売り続けることでしか、存続することもできません。
ですから、売ることを強みに持てる人のほうが成功しやすくなります。
強みとはいえないまでも、苦手にはしないようにしましょう。
他にもいくつかありましたが、長くなってしまったので今回はこの辺で終わりにします。
先生はどれが大切だと思いますか?
ぜひ顧問先の社長にもアドバイスしてくださいね。