from 福元友則
12月になりました。
2023年も残すところ1ヶ月です。
税理士事務所にとっては本格的な繁忙期のおとずれでもありますね。
税理士としても仕事も忙しくなりますが、年度末を迎える先生の多いので経営者としても色々やることが多いのではないでしょうか。
そろそろ来年の計画をという先生もいらっしゃるでしょうから2024年の計画をたてる時に意識するといいことを紹介していきます。
まずはどれだけ忙しくても必ず業務以外の仕事をするようにしましょう。
色んな事務所や先生を見ているとよくわかることがあります。
伸びる事務所と伸びない事務所の差は繁忙期の過ごし方で決まっています。
伸びる事務所はどれだけ業務が忙しくても必ず次につながる仕事をしています。
マーケティングであったり、商品開発であったりと来年、再来年へとつながる活動をしています。
一方伸び悩みがちな事務所は忙しくなると仕事に追われるだけになりがち。
繁忙期が終わってひと息つき、さてと思ってとりかかると今までやってきたことがリセットされてしまってて、、、
みたいな状況にある人、事務所が多いのです。
ですから少しでもいいので必ず活動をしていってください。
前には進めなくてもいいので後退していかないようメンテナンスだけもやるようにしましょう。
2024年は税理士業界も顧問先など中小企業を取り巻く環境が激変しそうです。
2025年のDX化にむけた活動が終盤を迎えそうだからです。
おそらく多くの会社や業界で生き残るためにビジネスモデルを変える必要がでてきます。
ですから、マーケティングや商品開発がメインの課題になる会社、事務所がほとんどでしょう。
そういった課題にどう取り組んでいくのかについて少しだけ。
1つ目はチャンスは難しいと思える課題にチャレンジする時におとずれます。
かんたんそうだからやる、難しそうだからやめるという判断は特にこういう状況の時には危険なことが多いのでチャレンジを意識しましょう。
また難しい課題にチャレンジする際に自分だけでやるよりも周囲のサポートを積極的に受けるようにするとよりチャンスをものにしやすくなります。
2つ目は大変そう、面倒そうと感じる仕事やものにもチャンスがあります。
こういったところには競合もなかなか進出してこないからです。
競合の社長であっても、難しそうと感じるものは同じですし、面倒そうと感じるものも同じだからです。
競合が少ないところで着実に力をつけていけるところが中小企業にとてもおすすめ。
3つ目は今よりもよりよいものにする取り組みより今と違うもの、異なるものに取り組むことをおすすめします。
ぜひこの3点意識して課題設定や行動計画に着手してください。
また顧問先の計画をつくる際にも参考にしてくださいね。