From:高名一成
先日、顧問先の売上アップのコンサルを始めたいという先生とセッションをしました。
その先生から「売上を増やすには魔法のような方法ってあるんですか?」と質問されたんですが、この質問けっこうな頻度でされます。
これについてあなたはどう思います?
魔法のように売上が増える、そんな方法があると思いますか?
それともそんな方法は無い、そう思いますか?
そもそも魔法っていうのが何をもって魔法なのか?
どんな結果が出たら、それは魔法と言えるのか?という話もありますが、、、
僕はこの手の質問をされた時に「税務会計ではどうですか?」「税金がとんでもなく安くなる魔法のような方法ってあるんですか?」みたいな質問をします。
まぁそこで「ある」っていう人はまずいません。
そんな魔法のような方法があればとっくに知れ渡ってみんなやってるでしょうから。
そしてそれは売上でも同じです。
人はなぜか、売上になると魔法のような方法があると思いこんでしまいがちです。
時代、時代で、これやれば儲かるみたいなブームやテクニックが注目されることがあるので、それが原因だと思いますが、そういったものは一過性のものでしかないことがほとんどです。
例えば、数年前に大流行したタピオカはどこにいったんでしょう?
売上を増やす時に大切なのは魔法のような方法を探すのではなく、売上アップの原理原則を学び、その原理原則に1つずつ取り組んでいく、、、この思考が何より重要です。
原理原則を見た時に出来ていないことは何か?やっていないことは何か?
まずはこれらの分析をして、それを1つずつ出来るようにしていくことが売上アップにつながっていきます。
原理原則にのっとったものには再現性があり、長期的に効果をもたらしてくれます。
つまり、これは経営が長期的に安定するということです。
顧問先はこれからもずっと経営してくわけですから、魔法のような方法ではなく原理原則にのっとった支援をしていくことが何より大切です。
そして、その売上アップの原理原則はマーケティングを学ぶことで理解できるようになります。
よくマーケティングは集客とかリサーチのことだと考えている人がいますが、それはマーケティングの全体像の中の一部分でしかありません。
マーケティングとは売れる仕組みのこと。言い換えると売れ続ける仕組みのこと。
顧問先に売上アップの支援をしたければマーケティングを学び、売れ続ける仕組みづくりのアドバイスをすることが重要です。
-高名一成
PS.
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