From:福元友則
先生は1日のどれぐらいを学習時間に使えていますか?
最近、「リカレント教育」という言葉をよく聞くようになりました。
では、リカレント教育とは何か?
リカレント教育とは、義務教育や基礎教育を終えて労働に従事するようになってからも、個人が必要とすれば教育機関に戻って学ぶことができる教育システムのことです。
リカレントとは、反復や循環、回帰を意味する言葉であり、リカレント教育は生涯教育構想として取り上げられるようになりました。
内閣府が行なっている「人生100年時代構想会議」でも重点テーマとして取り上げられています。
そこで学習に関するある調査結果を紹介します。
大人の勉強実態調査です。
大人は1日にどれぐらい勉強しているのか?
その結果、驚くべきことに全く勉強していないのが全体の約30%です。
30分以内も約30%、1時間が20%、2時間が10%、3時間以上も10%となっています。
ほとんど勉強していないのが60%1時間ほどが20%2時間以上も20%という結果がでています。
ここから何が見えてくるでしょうか?
また雇用形態や役職別の学習時間の調査結果もありました。
アルバイト、契約・派遣、一般社員、係長以上、課長以上と分けられていますが、基本的に役職が上がるほど学習時間は増加していく傾向にあります。
そんな中でとても顕著なのが、課長以上は1時間以上の学習時間を確保している人が65%ほどいるということです。
係長以上だと45%,一般社員だと36%ですから、一般社員と比較すると倍ほどの差があります。
また会社の風土は変化すると思うか?という質問に対してYesと答えた人の方が学習時間をきちんと確保している傾向にあることも判明しています。
これから社会が激変していくと予測されている中で、まず学習時間をきちんと確保すること、それも1時間以上を確保することが重要です。
そうでないと、ライバルから差をつけられてしまうことになるでしょう。
またその時間に何を学習するかも重要になってきます。
できればその時間は新しいことに投資してください。
それも次の時代を予測した上で何を学習するか決めてください。
できれば普遍的な価値をもつスキルを身につけることに投資されるといいでしょう。
さらにいうと、時間がたてばたつほど価値があがるスキルだということなしです。
僕はそういう観点からもマーケティングスキルをおすすめしていますが、先生が独自で見つけられて学習されるのでもいいと思います。
毎日少しずつでも学習する時間を確保してください。
コツは時間があったらやろうではなく、先に予定してしまうことです。
ぜひ取り組んでいってください。
ー福元友則