経営戦略

王様作りと売る力

From:高名一成

 

この土日は箱根に温泉旅行に行ってきました。

 

ウチの家族は1年に1回、だいたいこの時期に箱根に行っています。

 

朝一のロマンスカー(箱根行きの特急列車)に乗り、コーヒーを飲みながら読書タイム。約2時間、ちょうど1冊読み終わるくらいの時間で箱根に到着しました。

 

それからまずは、ユネッサンという水着で入れる温泉に行きました。ここはプールみたいな感じで、娘を遊ばせるのにはちょうどいいのでたまに行っています。

 

それから、旅館に向かい、温泉に入って、夕食。翌朝は散歩をして、チェックアウトを済ませ、あるところに向かいます。

 

僕は箱根に行くと、宿泊した次の日に必ず「うなぎ」を食べに行きます。いつも行くお店は決まっていて、今回は2ヶ月前くらいから予約をしました。

 

このお店は予約をせずに行っても入ることはできません。なぜなら、予約ですでに完売状態になってしまうからです。

 

もちろん、うなぎはそれなりの値段はします。でも、お店はいつも常にこんな状態です。

 

こんな人気店になった理由はうなぎの商品力の高さにあります。今ではブランディングができているからということもあると思いますが、おおもとは商品力です。

 

マーケティングの世界では「Content is King」という名言があります。これは「コンテンツが王様」ということで、コンテンツ、つまり商品が一番だという意味です。

 

ちなみに、この言葉を初めてに言った人はマイクロソフトのビルゲイツだと言われています。

 

ビジネスで一番大切なことは、お客さんと長期的な関係性を築くことです。言い換えれば、1人のお客さんに何度も商品を買ってもらったり、取引を継続し続けることです。

 

これを実現するには商品力の高さは重要です。せっかく買ってもらっても商品力が無ければ、お客さんはガッカリしてしまいます。すると、次の取引にはつながりません。

 

だから、商品力を高めたり、商品力が高い商品を新しく作るということはとても重要なことなのです。

 

マーケティングやセールスをうまくやるためには、一定の商品力が無ければできません。逆に言うと、商品力が高ければ、マーケティングやセールスはカンタンになります。

 

でも、今の時代は「Content is King」と平行して売る力を高めることも重要です。なぜなら、今はコンテンツが溢れかえっている時代だからです。その中で、自社を選んでもらうためには売る力が必要です。

 

この両輪がうまく回ることによってビジネスは発展していきます。

 

コンテンツが弱ければ売れない。売る力が無ければコンテンツは売れない。こうならないように僕たちはこの2つを磨き上げ続けなければいけません。

 

あなたの事務所はどうですか?この2つを高める活動をしていますか?

 

成長している会社は、ここに時間とお金を投資しています。年商5億円くらいまでは、この2つのことに注力することが業績アップの一番の秘訣です。

 

実はマネジメントなどはそこから先の話しなのです。

 

ぜひ、今日から王様と呼べるコンテンツを作っていきましょう。そしてそれを売るための力をつけていきましょう。

 

ー高名一成

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