From:高名一成
昨日はSMCサロンの会員さん向け勉強会。
SMCサロンでは会員さん向けに2ヶ月に1度リアルの勉強会を行っています。
マーケティング講義とホットシート(具体的案件の公開コンサル)を中心にやっています。
来年からは僕たちのお届けしているマーケティング講義の講師を会員さんができるように講師育成プログラムも勉強会の中に導入する予定です。
今後はセミナー講師育成を積極的にしていきたいと考えています。
理由は2つです。
1つはセミナーは営業の軸になるからです。
営業とは商品を売ることではありません。相手の問題解決をしてあげることです。
だから、営業でやらなければいけないのは、商品の説明を一生懸命して売り込むことではなく、問題を認識させること、それと問題を放置しておくとどうなるか?問題を解決するとどんないいことがあるか?という問題教育です。
でも、これをマンツーマンでやるのはけっこう大変です。見込み客の問題を直で指摘することになるわけですから、イヤな気分にさせてしまう可能性が高くなります。
悪口を言われているとか詰められていると感じてしまう人もいます。
だから、こういったことをやるのはマンツーマンよりもセミナーの方が向いています。セミナーであれば、特定の人のことではなく一般的によくあることとして伝えることができるからです。
そしてもう1つの理由はインプットの質が高くなるからです。
人は何かを学習してもなかなか覚えることができません。学習には講義を受けたり、本を読んだり、ビデオを見たり、といろいろな学び方がありますが、それぞれの学び方で記憶の定着率が変わってきます。
講義を受けるより本の方が学習定着率がいいと言われています。本を読むよりビデオを見た方が学習定着率がいいと言われています。
これの最上級が「他人に教える」という行為なのです。
学習定着率の数字でいうと、講義は5%、本は10%、ビデオは20%だと言われています。それに比べて「他人に教える」は90%の定着率です。
圧倒的な差ですよね。
実際に僕も他人に教えることで学習した内容を本当の意味でインプットできていると思います。
そして「他人に教える」の一番いいやり方はセミナー講師です。
インプットをしながら営業ができるなんて一石二鳥です。
このような理由からセミナー講師をやれるスキルは必要なのです。
まだセミナー講師をやったことがない人はこれからトレーニングをつんでセミナー講師デビューをしてみましょう!
ー高名一成