経営戦略

成功する人はリスクをとる人?とらない人?

from 福元友則

 

この3連休はこれまでにくらべると人がたくさん出歩いていたように感じます。

 

ずいぶんとあたたかくなってきましたし、いつまでも家にいるのもしんどくなってきたし、そんな感じでしょうか。

 

色んな行事が自粛になり普段忙しくしている人はたいくつに我慢できなくなってきた頃かもしれません。

 

1日でも早く以前のような状況に戻さないと経済が心配です。

 

コロナウイルスに関して人から意見を求められることもあるので可能な範囲で情報収集しています。

 

情報収集する時には、自分の考えに関係なくなるべく極端な意見も収集するようにしています。

 

当初は感染拡大のリスクに関する情報が大半でした。

 

しかし感染が爆発的に拡大していかなかったり、イベントの自粛、休校などの頃から変化してきました。

 

経済への影響の懸念を示す意見が多くなってきました。

 

事業をやっている中で起業家が1番敏感なのがリスクだと思います。

 

今回はリスクに対する考え方についてです。

 

リスクに対するアクションが成功する人とそうでない人で全く違います。

 

なかなか成功できない人は過度に失敗を嫌います。

 

反対に成功する人は積極的に失敗しようとします。

 

ただし一般的に思われているように、成功する人はハイリスクをとることでハイリターンを得ているというわけではありません。

 

こうした考え方はギャンブルなので、一時的には成功できたとしても長い目で見ると失敗してしまいます。

 

では逆にローリスクローリターンが望ましいのかというと残念ながらそこに成功はありません。

 

例えば、不況時に経営方針の違いがその後の成長の違いに大きく反映されるます。

 

不況時に広告をとめた会社と不況時に積極的に広告をした会社とではその後の成長は大きく違います。

 

もちろんどちらが成長したのかは言うまでもありません。

 

成功する人は、ミドルリスクミドルリターンをとりにいきます。

 

ほとんどの人は、極端なものの考え方をします。

 

白か黒かみたいな考え方です。

 

ところが成功する人はグレーな考え方をします。

 

例えば不況時に広告をするのがいいか?悪いか?という質問にはどちらかで考えてしまいます。

 

ですが成功する人はグレーな考え方、とりあえずやってみて悪かったらとめる、また出してよかったら続けるというような考え方をします。

 

これはリスクをとるのがいいか?」それともとらないのがいいか?という時にも通じます。

 

成功する人がなぜこのような考え方をするのかというと、彼らはリスクを冒すの嫌だけど管理できるなら積極的にとりたいと考えるからです。

 

このリスクを管理するという考え方が非常に重要です。

 

なにか意思決定をする時、このリスクは管理できるのかを考えます。

 

そしてわからなければまず試してみます。

 

このテストのプロセスを通じてこのリスクが管理できるのか否かを判断していくのです。

 

ところがほとんどの人は、テストの前に判断してしまいます。

 

ですのでハイリスクハイリターンかローリスクリーリターンになってしまうのです。

 

ですから、顧問先の社長にはリスクを管理することが重要だと教えてあげてください。

 

それと管理できるリスクと管理できないリスクをアドバイスしてあげてください。

 

きっと不況を乗り切り、その後成長していく会社になってくれますよ!

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