from 福元友則
最近は毎日状況が刻々と変化していきます。
今まで年単位で起きていた変化が日単位で起きているような感覚です。
メルマガを書く前に緊急事態宣言が全国になるというニュースを見ました。
給付金も国民全員に一律支給する方針に変わりそうです。
今は新しい時代に変わるタイミングにあるため、政治も官僚も直面したこともないことばかりだと思います。
それを早くでもうまくやるというのは並大抵ではありません。
当然どの決断をしたところでそれがうまくいく確証などないでしょう。
でもその中で前に進んでいかなければいけないし、みんなを連れていかなければいけないのがリーダーの役割です。
これは政治だけのことではありません。
事業であっても同じことです。
これから大きく時代が変化していく中でどこに舵を切っていくのかを決めなければいけません。
賛成が少数、反対が多数。
こういった状況になることが多いでしょう。
社長と社員では見ている景色も違えば、考えている時間軸も違うから当然です。
こういう時に最初からうまくやろうとしすぎると当然遅くなってしまいますので、事業をやる場合にはやりながらうまくなっていくプロセスではじめたほうがいいです。
例えば、テレワーク。
やったほうがいいとか、やらないほうがいいとかそんな状況ではありません。
社員や関係者、お客さんの安全を守るためにはやるしかありません。
見切り発車でもすぐにスタートするべきです。
例えば、経営支援。
これから経営支援が必要になる会社が急増します。
今までであればしなかった借り入れをする会社が増えるからです。
ですので、この借り入れをどうやって返していくか?
そのためにどうやって事業を成長させていくか?
今以上に顧問先から求められるようになっていきます。
他にも考えれば大きく変化することばかりです。
これらは税理士事務所にとって、ピンチでもありチャンスでもあります。
今まで準備してきたところはこれからこのチャンスを掴んで大きく飛躍していくでしょう。
逆に今まで情報収集にどどまっていたところ2つに分かれていきます。
これらのチャンスをつかむためには、とりあえずスタートを切ることです。
しかもなるべく早く。
最初からうまくやるのではなくやりながらうまくなっていけばいいという考え方で時代に求められることにぜひ飛び込んでいったください。