from 福元友則
毎日暑い日が続きますね。
暑くなってくると困るのがクーラー。
暑くなったり、寒くなったりを繰り返すと温度調整が大変で体調を悪くする原因になりますのでご注意ください。
また女性を中心にクーラー病になる人も増えますので、こちらもご注意とご配慮を。
暑くて生産性が落ちる、逆に寒くて生産性が落ちる。
なんてことになりやすいので、気をつけなければいけません。
暑い日が続くと割と起きやすいのが睡眠不足。
なかなか寝付けなかったり、逆に朝早くに起きてしまったりしがちです。
睡眠は、生産性に一番大きな影響を与えます。
何かをしているのに、気づいたら寝てしまっていたなんてことがあったら間違いなく睡眠不足です。
睡眠時間を十分に確保することを生活の中心にしてください。
夏はサマータイムを導入する会社もありますが、人は日が昇ると目が覚め、日が沈むと眠くなるメカニズムになっている人が大半です。
朝が早くなりやすい夏はサマータイムを導入して、早く起きて早く寝るタイプの人にあわせてあげるのも生産性をあげる1つの手です。
睡眠のリズムはもともと遺伝子で決められています。
約50%の人は先述した太陽とともに動く人。
約15%の人は日が昇る前に起きる早起きタイプの人です。
逆に日が沈んでから活動的になる人も15%ほどいます。
残りは不規則なタイプだそうです。
このように睡眠のリズムは人によってそれぞれになっています。
ですので、時期や人にあわせて働く時間を柔軟にすることで生産性のアップにつなげることもできます。
例えば、夜に生産性がアップするタイプの人は朝から出社していても定時が過ぎる頃まではなかなか集中できなかったりします。
(残業すると仕事がはかどるタイプ)
逆に、太陽とともに仕事するタイプの人は、定時を過ぎるころにはすでにエネルギーがつきて脳は睡眠を準備するモードに入っていきますから、残業してもほとんど仕事になりません。
ですので、睡眠のリズムにあわせた生活やワークライフをつくることで同じ時間働いても生産性をアップすることができます。
また睡眠の質を高めるようにもしなければいけません。
脳は光で覚醒するので、寝る時は暗くして寝てください。
もし光が入ってくる環境であればそれを遮断するようにしましょう。
電子機器などもできるだけ寝室からなくすべきです。
また炭水化物が不足すると睡眠の質が落ち、夜中に脳が覚醒状態になりやすいと言われています。
ですので、炭水化物の摂取に気を配ることで睡眠の質をあげれるかもしれません。
寝る時はできるだけ横向きに寝ましょう。
仰向けよりも横向きの方が気道が確保しやすく、また消化にもいいようです。
右向き、左向きには諸説ありますが、自分がしっくりくるほうでいいのではと思います。
またマットレスなどはあまり柔らかいものよりも硬めのほうが睡眠の質をあげるようです。
枕もできるだけ高いものにし、頭を高くして寝るようにするといいようです。
寝やすい時間に睡眠をきちんと確保できる生活を心がけること。
さらにできるだけ短時間で質の高い睡眠をとれるように睡眠の環境に配慮すること。
こうしたことに気をつけて、暑い夏もハイパフォーマーでのりきりましょう!