From:福元友則
昨日の昼ごろ、何気なくテレビを見ていたら「王様のブランチ」がやっていました。この番組の1コーナーで#トレンド部というコーナーがあるのですが、今回は新宿さんぽ♪というコンセプトで新宿のお店がいくつも紹介されていました。
この番組を見て「よしっ、今から新宿に行こう!」となってワケでして。
で出かけたのが、ルミネエスト新宿です。
ここのB1Fに入っているYesterday’s tomorrowという店に行きたくなったのです。
このお店、カルビー株式会社が10月28日にオープンしたお店なのですが、店のそばまでいくと人でごった返し、レジは長蛇の列ができていました。
店を目の前にしてお店の中に入れない、超繁盛店の状態です。
一体何が人気でこんなに人が集まっていたのかというと、、、
そもそもカルビーってお菓子の会社(ポテトチップスが有名ですよね)なのですが、
このお店もお菓子屋さんです。
普通のカルビーのお菓子だと近所のコンビニでも買えるので、何も新宿までわざわざ人が出かけてくる理由がありません。
人が集まるその理由は、、、
このお店、日本のお菓子メーカー約120社のロングセラーのお菓子や限定品、地元だけにあったお菓子、そして出来立てのお菓子等が集結した新しいタイプのお店なのです。
店名のYesterday’s tomorrowは「昔描いた未来」で、そこには懐かしさと新しさ、そしてそこに楽しさを兼ね備えた、お菓子の世界が昔描いた未来の世界に重なったことが由来だそうです。
僕が行こうと思ったのは、この懐かしいお菓子がたくさん(約120社分)あるというコンセプトが気になったからです。
要は懐かしい気分を味わいたかったからなんですね。
昔の駄菓子屋の気分が味わえるのかなと思っていたのですが、そこは全然違ってお菓子は量り売りでした。
なので、高かったのでか安かったのかはわかりませんでした。
子供の頃、近所の駄菓子屋で食べていたお菓子が色々あって懐かしさのあまり色々買いすぎてしまった気がします。
中には、普通にコンビニとかスーパーに売ってるお菓子もありました。
普段は全然欲しくならないし、もちろん買わないお菓子です。
でも、懐かしさという感情を動かされた後では別です。
このように営業の世界では「売りたかったら、感情を動かせ。」とか「感情を売れ」という格言があります。
人は合理的な理由で購買をするとは限りません。
というかむしろ合理的な買い物ができる時の方が少ないぐらいです。
衝動買いとか、例えばCDの頃だとジャケ買いをした経験ってありませんか?
欲しくて買ったはずなのに、家に帰って冷静になってみるとなんでこんなもん買ったのかな?と後悔した経験がある人も多いと思います。
せっかく来たんだから、何か買わないと損だという心理が働いた可能性もあります。
このように感情を動かすことでモノは売れるようになります。
普段、数字を扱う仕事をしているとどうしても合理的に物事を考えるクセがついてしまいがちですが、人は何かを買うときに合理的に判断して買わない、むしろ感情を動かされていらないものでも買ってしまっているということを営業の時にぜひ思い出してください。
今よりももっと営業がうまくいくようになりますよ!
ー福元友則
この記事へのコメントはありません。