From:福元友則
先日、とあるイベントに参加してきました。
ナイキが主催するイベントで、夜の新宿御苑でランニングしたりトレーニングしたりヨガをしたりしませんか?というイベントです。
18:00開門で先着2,000名にはオリジナルTシャツをプレゼントしますとやっていました。
新宿御苑にはたまに行っているのですが、今回ははじめて利用する入り口から入場だったこともあり、早めに行って場所を確認して近くのカフェで待機していました。
16:00前に場所を確認しに行った時はまだ誰も並んでいなく、本当にここであってるのか不安でした。
ところが、少し早めに行くかと思い17:15分ごろにもう一度戻ってみると長蛇の列ができていました。
既にスタッフもてんやわんやの様子でした。
事前予約した人と予約せずに当日来た人がいるにもかかわらず、きちんとした案内が行き届いていなかったため、間違った列に並ぶ人がいて、列を変更する時に後ろに並んでいる人が苦情を言っていました。
また以前予約した人の列はどこが最後尾かもわからないほどの行列でした。
それから45分ほどする間に何度も何度もスタッフが数を数えて、先着のTシャツをもらえない人がでてくる旨を大声で伝えたり、列に並んでいる友人のところに合流しようとしようとして周りの人ともめていたりしました。
開場してからも、Tシャツ配布の長蛇の列に並んだり、トイレもすごい行列になっていたり、会場についても、どこで何をやっているのかわかりづらかったりしました。
そんなこんなありましたが、行ってよかったと思っています。
ランニングやトレーニングに興味がある人がこんなにもいるのかと目の当たりにできました。
みんなナイキなどのトレーニングウェアを着ていて、お祭りっぽい雰囲気も出ていました。
ナイキシッョップや靴屋に行くと、最近ランニングシューズのコーナーがどんどん広がっていっているので、ブームなのだとわかってはいました。
雑誌を読んでも特集が組まれているので、ブームを知っていました。
けれども、イベントに参加することで、実際にそれを体感することができたのです。
全然興味がなかったのですが、こんなにやっている人がいるのならランニングを始めようかなと思ったぐらいです。
僕と同じどころかもっとコミットが強くなった人はたくさんいると思います。
ナイキとしては、このイベントなかなかの出費だと思います。
会場費、プレゼントのTシャツ代、かなりの数のスタッフもいました。
でもこのイベントに参加した人は、またこういうイベントに参加したいと思うでしょうし、友達も誘うでしょうし、ナイキのシューズやウェアを買う人は増えるでしょう。
それにこのイベントをきっかけにしたランニングやトレーニング人口も増えると思います。
これはナイキやランニング以外のことにもあてはまります。
頭ではこうした方がいいとわかっていることや、やったほうがいいとわかっているけどなかなか始めれないことってありますよね?
こういうことは意外ときっかけさえあればスタートできたりします。
顧問先や地域の中小企業でも、わかっているけど腰が重くてなかなかということが多々あるでしょう。
そこをダメだしするように指摘しても変われない人は変われません。
こういう人もイベントやセミナーに参加してもらうことで、実際やっている人を目の当たりにしたり、体感したりすることで、それをきっかけとして新しいことに踏み出せたという人も少なくありません。
ですので、何かイベントをやってみるのもおすすめです。
こういうイベントでは、勉強してもらうことよりも何かを体感できる体験イベントのような形にするほうが、参加者に変化をあたえられることが多いです。
大型のイベントでなくても、小さいイベントでもかまいません。
ぜひイベントをやってみてください。
今までとはまた違ったお客さんと接することができたりして開催するほうも楽しめますよ!
ー福元友則