From:福元友則
こんにちは。福元友則です。
世の中にはたくさんの経営者がいます。
ですが、その内の90%以上の人は自分のビジネスを成長させることができていません。
一方、ごく一部の経営者はビジネスを継続的に成長させています。
両者に一体どんな違いがあるのかいつも気にしているのですが、いろんな方とお会いして僕が気づいた点を紹介したいと思います。
ビジネスを継続的に成長させている社長にはいくつか共通点がありますが、その中の一つは、抽象的思考ができるかどうかです。
戦略的に物事を考えられるかどうかとも置き換えれるでしょう。
その一方、そうでない社長は、具体的思考しかできません。
何かを学ぶ時に、答えやノウハウを欲しがる人はこちらのタイプでしょう。
考え方を学ぶのではなく、答えを探しています。
これは、具体的思考の顕著なパターンです。
ビジネスにおいて、ほとんどのケースで全く違う別の状況におかれています。
なので、他のケースを参考にこそできても、そのまま適用できることはほとんどありません。
成長させる社長は、こうした前提のもと、考え方を学んだり、その応用の仕方を質問したりしています。
ですので、こういう人は過去に学んだことが積み上がるストック型の学習をされているんですね。
ですが、反対にノウハウを学ぶ人はすぐに使えなくなる消費型の学習をされるをされています。
過去に学習したことと、今学習していること、これから学習することにつながりがありません。
つまり時間もお金も過去のものは大半が無駄になっていることが多いのです。
では、抽象的思考を身につけるためにどういう点を気をつけるべきなのかというと
まずは「原則を知る。」ことだと思います。
例えば、マーケティングの場合、売上を増やす方法は世の中にあふれるほどあります。 どれも、個別にはうまくいった方法でしょう。
ですが、それを学んでもなかなか結果を出せないという人が多いです。
それはなぜか?置かれている状況が違うためです。
そのため業種が違うとか、うちとお客さんが違うとか違うところを見つけて使えない情報だと判断してしまいます。
なので、うまくいった方法をたくさん集めても使えない情報になってしまいます。
ですが、そもそも売上とは何なのか?
売上は何からできているのか?ということを押さえると売上を増やす方法は世の中に3通りしかないことがわかります。
このことがわかると自分がその中の1通りのやり方しかやってこなかったことに気づき、他の2通りの方法をやることで楽々売上を増やせたりするわけです。
これは「売上の原則=ルール」を知るとできるようになります。
僕たちはできるだけ、マーケティングの原則を中心にお伝えするように心がけています。
ノウハウを知るとテンションが上がりますが、原則を知ってもそんなにテンションがあがりません。残念ですが。
ですが、後々振り返ってみると自分に残っているものは結局、原則であり、原則にもとづいて行動した経験だったりします。 ぜひ何かを学習する際には、ノウハウではなく原則を押さえるように心がけてください。今後のビジネスの大きな財産になると断言できます。
ー福元友則
PS.
ちなみに先ほどの売上の原則ですが、売上の公式と呼んでまして
売上=顧客数 × 客単価 × 頻度
というものです。
ぜひ先生の事務所の売上を考える際にもこの公式で考えるようにしてみてください。
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