From:福元友則
「iPod
MDプレイヤー
VHSプレイヤー
この中で今も販売されているものがります。
どれでしょうか?」
テレビを見ていたらこんなクイズが出されていました!
どれも未だに販売されていると思っていたのでもう売っていない製品があることに驚きました。
さてクイズの答えですが、今も販売されているのはMDプレイヤーだそうです。iPodは、iPhoneが売れてその役割を終え、たくさんあったシリーズも今はiPodTochに一本化されているそうです。
VHSプレイヤーも今年の7月に国内勢最後の生産を終了すると船井電機が発表しています。最盛期の20分の1まで規模が縮小していて部品の調達もままならないため終了することになったとの事。
僕は音楽を聴くのが趣味で、社会人になって数年までは毎月大量に数十枚CDを買っていました。レコード屋を回るのも好きで、色んなレコード屋をまわりレアな輸入盤を探したりしてました。
なのでCDをCDプレイヤーでいつも聞いていたのですが、そういえばいつの間にか1,000曲をポケットに!というキャッチフレーズに惹かれてiPodを使うようになり、携帯とiPodを両方持つ歩くぐらいならとiPhoneに変わり今に至ります。
CDを買って毎回iTunesに取り込んで、iPodと同期する作業をするのも面倒になり、iTunesで曲やアルバムを買うようになり、今はいちいち買うぐらいならとApple Musicを契約して音楽を楽しむようになりました。
思えば20年前の高校生の頃は、CDを何枚も持ち歩いていちいちCDを入れ替えて聞くなんてことをやっていた訳ですが、今はずいぶん便利になりましたね。
生活の中で当たり前のようにある存在だったのにもかかわらず、技術革新や消費行動の変化で市場から消えていったんですね。
特に消費行動の変化は目覚ましく、最近が所有から体験に価値観の変化が進んでいます。買うよりもレンタルする時代になっています。
先ほどの音楽もCDを売る時代から、月額課金をして聴き放題で消費する時代になりました。
例えばwindows。昔はwindowsXPとかPC一台にひとつライセンスを買っていました。ところが最近が毎月課金するというサブスクリプションモデルを採用しています。
最近、高級時計のレンタルを開始したなんてニュースもありました。
時計も買う時代から、レンタルする時代になったのです。
消費者の行動はどんどん変化していきます。
その流れに逆らって昔ながらの商売をする方もいらっしゃいます。
時代にあわせて商売の形態を変化させている方もいらっしゃいます。
どちらが商売がうまくいっているかは説明しなくてもわかると思います。
僕たちが変わらなくても、時代はどんどん変わっていくので(特に技術の進歩はすごいスピードで行われているので)置かれている状況は変わっていってしまいます。
毎日変わることは難しいですが、毎月先月と変化する、毎年昨年より進歩するという姿勢を維持し続けることがとても重要なことだなとこのクイズをみて改めて思いました。
さて、今月は、来年は、経営にどんな新しい変化をおこしますか?
ー福元友則
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