今から3週間ほど前、
ある税理士事務所の先生からメールをもらいました。
内容はセミナーを開催したいらしく、
相談に乗ってほしいとのこと。
それで、具体的にどんな相談にのってほしいのか聞くと
・セミナー企画の立て方
・集客(DM、ターゲティング、スケジュール)
・バックエンド(本命商品)の販売
に関してということでした。
ほぼ全部ですね(笑)
その税理士の先生のやりたいことを
ヒアリングをして営業戦略を立案していきました。
で、話を聞いていると、
どうも集客人数にこだわりがあるようです。
たくさん集めなければいけないという
思い込みが強いようです。
なぜ、たくさん集めたいんですか?
と聞いてみると、
たくさん集客出来ていないとかっこ悪いから・・・。
とのこと。
セミナー集客でよくある間違い
実はこれ、この税理士の先生だけでなく、
多くの人が思っている間違いです。
セミナーはたくさん人を集める必要がある。
それが出来ないとかっこ悪い。
本当に多いんです。
人数だけにこだわっていて、
たくさんの広告費とお願い営業をして
無理やり人数を集めるというケースが。
で、そういったケースに限って、
バックエンドは売れないので、
本来の目的は達成出来ません。
疲れただけで、何にもつながらない・・・。
こんなことばっかりです。
たくさんの人に自身の税理士事務所のことを知ってもらって、
ブランディングすることが目的であれば、
それはいいかもしれません。
ただ、バックエンドを販売する目的で
セミナーを開催するのであれば、
たくさん集める必要はないんです。
セミナー適正人数はどのくらいか?
バックエンドを販売する目的で
セミナーを開催する場合の適正人数は
6〜7人程度と言われています。
少人数だと個々の質問に答える時間や
その人と会話を交えながらセミナーを
おこなうことができます。
人数が少ないので、
後日のフォローアップにも
力を入れられます。
たくさんいると、
一般的な概論しか話せませんし、
フォローアップはお礼メールやハガキを
送るくらいでしょう。
僕の経験でいうと
たくさんバックエンドが売れたセミナーは
10人以下ですね。
30万円の商品が10人中、
9人に売れたセミナーもありました。
逆にたくさん集めたセミナーで
たくさん売れた覚えはあまりありません。
チョロチョロ売れたくらいですね。
6〜7人を想定して始めると、
集客はカンタンですし、コストもかかりません。
もし、あなたがバックエンド販売が目的ならば
6〜7人を目安にしたセミナーを
複数回開催する方がオススメです。
たくさん集めることを否定するわけじゃないのですが、
要はセミナー開催の目的を思い出して、
その目的と合ったセミナーを開催することが重要なんです。
あなたも、たくさん集めなきゃ!と思われていたら、
一度その考えをリセットしていただいて、
セミナー企画を立て直してみてくださいね!
ー高名一成