From:福元友則
コンサルタントや士業の人をよく観察していると次の4つのタイプに分かれていることに気づきます。
その4タイプとは
①忙しそうにしていて儲かってそうな人
②忙しそうにしてるけど儲かってなさそうな人
③暇そうにしているけど儲かってそうな人
④暇そうにしていて儲かってなさそうな人
この中で誰も絶対なりたくないのが④の暇そうにしていて儲かってなさそうな人ですね。なので、これには特にコメントしません。
起業してからある程度たつと、たいてい程度忙しくなってくると思うのですが、僕が見ている限りだと②の忙しそうで儲かってなさそうな人が多い印象です。
フリーランスや1人ビジネスの人があるある程度忙しくなると儲かるけど、すぐに労働時間の限界がきてそこで収入の頭打ちになります。
なので少し楽するためにも人も増やしたりするのですが、収入は思ったように増えず利益は減ってしまって、しかも人が増えても仕事も楽にならない(逆に育成で余計大変になってたりします)で、辞めてもらってもとに戻ろうか、それとももっと売上を増やしていくべきか悶々と悩んでいる相談を受けることもよくあります。
悩みごとが増えて、しかも前より忙しくなって、利益は減って、何やってるんですかね、、、みたいな相談って結構多いんですよね。
でも、たまにそこから営業がうまくいって調子よく事業規模が拡大する人もいます。
この人たちが①の忙しそうにみえて儲かってそうな人なのですが、この手の人の相談に乗るのが一番しんどいんですね。
儲かっているように見えるけど、内情は全然違うケースが圧倒的に多いんですよ。
もう忙しすぎて業務が全然回っていなかったり、クレームの嵐になってたり、、、
会社がそんな状況だから、仕事もめちゃくちゃ忙しいわけで、当然社員もすぐにやめちゃうんで余計に状況がひどくなっちゃうんですよね。
なぜこんな状況を招いてしまっているのかなんですが、、、
当然ですが、経営者が望んでこんな状況にしていったなんてことはあるわけなく、むしろこれとは逆です。
売上が伸びて、規模が大きくなって、社員が育てば、悠々自適の社長ライフが送れると思って、人よりも頑張った結果なんですよ。
なので、いつもこういった話を聞くたびにせつない気持ちになります。
経営をしていて、どこが分岐点で間違った方向にいってしまったのかですが、営業を頑張りだした時であるケースが圧倒的です。
新規のクライアント獲得を頑張った結果、必要以上に低い報酬を受け入れてしまった時に道を誤っています。
僕が「新規病」と呼んでいる状態の人に共通する症状なんです。
人間にはそもそも獲得欲求という生理的な欲求があります。
で、営業で顧客獲得をするとこで獲得欲求が満たされます。
顧客獲得をすると、脳を興奮状態にするドーパミンが出ます。
この興奮状態を何度か繰り返すと中毒症状になりやすくなります。
つまり新規病とは、とにかく顧客獲得をすることでドーパミンが出て、それを何度か繰り返すと知らない間に中毒症状になってしまいます。
自分が気持ちよくなるために顧客獲得することが目的にすり変わってしまっている状態なんですね。
この状態が長くなると、気づいたときには会社の中は大変なことになっているという訳です。
そうならないために重要なことは、単価を上げることです。
単価をあげるというと、値上げをイメージされがちですがそれ以外にも方法はいくつもあります。
例えば、商品ラインナップを増やすことで解決できます。
他にもいくつも方法はあるのですが、一番オススメなのは高単価の商品を持つことです。
ここでいう高単価というのは、今のメイン商品より何倍も高いとか、一桁違うとかそれぐらいの商品のことです。
ちなみに③の暇そうだけど、儲かっている人のほとんどは、この高単価の商品を高確率で売っている人しかなることができません。
経営をしていると様々な問題が出てくるものですが、そういった問題を一気に解決してくれるのも高単価の商品だったりします。
ですので、来年はぜひ先生の事務所の高単価の商品を導入する準備をすすめていくことをお勧めします!
ー福元友則
PS.
高単価の商品として導入しやすいのは何か教えてとよく聞かれるのですが、その時はこちらのやり方をオススメしています。
↓
https://marketing-ia.jp/400agency/