From:福元友則
先日、マーケティングコンサルタント養成講座の収録会をしてきました。
今回は、クライアントの客単価を上げてあげるにはどうしたらいいかというテーマでいくつかテンプレートを紹介しました。
せっかく集まっていただいているのでワークの時間を設けたのですが、本来このワークはクライアントの情報でワークするものですが、わかりやすくするために税理士事務所の客単価(つまり顧問先の単価)をあげるにはどうしたらいいかということを各テンプレートに沿ってワークしていただきました。
税理士事務所は、どこも似たような業務をやっているようですが意外と事務所ごとに違うところもあるようで聞いていてとても面白かったです。
また今回も新しく参加される方が何人かしましたので、今までの振り返りをしました。
その中で、
「なぜ経営コンサルティングをするのではなく、マーケティングコンサルをやった方がいいのか?」というようなお話もさせていただきました。
今回は若い人だったので特に重要だと思いこの話をさせていただいたのですが、このポイントはとても重要です。
そもそも経営コンサルティング業界は±15歳の業界と言われていまして、自分の年齢の15歳上から15歳下までしかクライアントにすることができない業界だと言われています。
例えば今40歳の人だとすると
+15歳は55歳
−15歳は25歳
になるので、クライアントにできるのは55歳から25歳までということになります。
ですが、現実は上の年齢は15歳離れるのはきつく、色々見てきた感覚値では10歳が限度できれば5歳までぐらいにした方がいいです。そして下の年齢も20代の社長というのはめったにいなく、ほとんどが30代からじゃないかと思います。
つまり自分の年齢が若いとクライアントにできる人がそもそもほとんどいないことになります。
しかも本音を言うと経営コンサルティングというのは、相手の相談にのってあげる仕事なので相手の相談ごとを経験している必要がありそういう意味でいうと、相手より年上であることが望ましいと思います。
また経営というのはとても幅が広いため、自分の知識や経験も幅広いものが要求されます。
ところがマーケティングコンサルはというのは、営業に特化しているため、そうした年齢の壁を破りやすいですし、求められる知識や経験を積むのも比較的短期間で行うことができます。
まず営業とかマーケティングというのは、そもそも最新の手法とかテクノロジーとかテレンドがもろに影響されるため、年齢が若いことがハンデになるどころか逆にアドバンテージになることすらあります。
またマネジメントというのは、成果が出るまで短くても3年と言われるぐらい時間を必要とする仕事です。
つまり、一通りに知識や経験を積むのにそれ相応の時間が必要になります。
ですが、営業やマーケティングというのはやったらすぐに結果が出る世界ですから、非常に短期間で経験を積むことや、成果を出すことが可能です。
こんなことを講座の時に話して、懇親会では色々と質問や相談をいただきました。
僕の税理士事務所時代の話や、マーケティングコンサル業務をはじめた頃の話など色々話していて、ついつい懐かしくなってしまいました。
参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。顧問先に早く成果を出せるよう一緒に頑張っていきましょう!
ー福元友則