経営戦略

儲かる事務所と儲からない事務所

From:高名一成

 

今ネットでセブンイレブンの商品がバズっています。

 

バズるといっても、良い話ではなく、セブンにとってネガティブな話です。

 

お弁当の容器の上げ底、2重パッケージ、卵のサンドイッチを開けてみるとハリボテ状態だったとか、そんな話です。

 

僕もセブンイレブンのサンドイッチはよく食べますが、パンを開いて中を確認したことは無いので、そんなことには気づきませんでした。

 

よくもそんなことに気づくもんだ、、、と思います。

 

これはお客さんを欺くためにやっているわけではなく、環境面を考慮したパッケージ、原材料が高騰する中での企業努力の結果のはずです。

 

特に原材料高騰は企業にとって難しい問題です。

 

価格を維持することがが難しくなり値上げをすれば、またそれはそれで言われてしまうでしょうし、値下げをすれば利益が減り業績が悪くなります。

 

この時、中小企業は値下げを考えてはいけません。

 

基本的には値上げを考えるべきです。

 

値下げをすれば、減った利益を補うためにたくさんの数を売らなければいけません。

 

でも、お金、時間、人材というリソースが少ない中小企業には得策ではありません。

 

そして、数を増やすのは時代のトレンドとも合っていません。

 

税理士事業も同じです。

 

顧問先の数を増やせば儲かる時代は終わりました。

 

これからはイチ顧問先当たりの価値を高めることが重要な時代です。

 

顧問先当たりの価値とは「顧問料」のこと。

 

顧問料をいかに高められるかが重要で、それが次世代を生き抜く税理士事務所です。

 

ただ、顧問料の値上げは顧問先にとって心象が悪いので、顧問先に販売できる商品を用意してください。

 

それが例えばコンサルです。

 

この話をすると、顧問先が税理士事務所にコンサルを求めていない、コンサルをできると思っていない、だからそんなサービスを用意しても売れないんじゃないか?と言われることがありますが、これは逆です。

 

コンサルというサービスが無いから求められないし、コンサルできると思ってくれないのです。

 

サービスを用意して知ってもらえば、必ず一定確率で売れていきます。

 

顧問料を高められるサービスを持っていない事務所は今後の伸び白が無くなってしまうので、必ずこのサービスを作ってください。

 

今はいろんな業種のビジネスモデルの転換期です。

 

この波に乗り遅れるのはピンチを招くことにしかならないので、早め早めに動いていきましょう。

 

ー高名一成

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