From:高名一成
「ウチは時短要請にしたがいません」
先月、東京都が飲食店に時短要請をしたすぐ後くらいに、ある居酒屋に言ったら店員さんがこう言っていました。
従わないというか、従えないという方がもしかしたら正しいのかもしれません。
年末の時短自粛要請が出て、Gotoトラベルまで停止され、飲食店や観光業などの該当業種はかなり危機的な状況です。
年末年始の書き入れ時で、売上を取り戻そうと考えていたわけですから、売上だけでなく精神的なショックも計り知れません。
コロナ第3波のせいで、オフライン系の集客はより一層厳しくなります。
なので、売上の構成がオフライン系の集客によって成り立っている会社は大変な状況に陥ってしまう可能性があります。
コロナは僕たちに「集客に依存してはいけない」という1つの教訓を教えてくれました。
B2Cは来店客が少なくなり、B2Bは商談の機会が減っています。
この状況を打破するポイントは2つです
1つは事業のオンライン化です。
営業のオンライン化、商品のオンライン化、デリバリーのオンライン化をすることで感染対策をしながら売上を増やすことができます。B2Cにしても来店してもらわずに売上を増やせます。
まずは、営業のオンライン化から始めるといいと思います。zoomやメルマガという媒体を使うことで営業の機会を増やすことができるので、1つずつやってみましょう。
そして、2つ目は客単価アップです。
客単価アップは既存客、B2Cで言えば来店客にやることなので集客をせずとも売上を増やすことが可能です。
自粛ムードが高まれど来店客がゼロになるわけではありません。
一定数の来店はあるはずなので、そのお客さんの客単価アップをすることはコロナ禍ではとても重要です。
客単価アップはうまくやると、平均客単価より2倍、3倍になることはザラにあります。
それに、これをやると既存客との関係性が深まりロイヤリティが高まります。
オンライン化と客単価アップはコロナが起こってから重要性と緊急性がより増しました。
ここに取り組んでいない会社はこれをやることできっと売上は回復します。
第1波、第2波のころに、これをやって売上が回復どころか過去最高売上になったところはいくつもあります。
これから、顧問先から資金繰り相談の依頼が増えると思いますが、合わせてこういったことに取組むように、ぜひアドバイスしてあげてください。
資金繰り対策で守りを固めながら、オンライン化、客単価アップで攻めに転じていきましょう。
ー高名一成
PS.
顧問先にアドバイスする時はこれが参考になると思います。
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