from 福元友則
今日から2月です。1ヶ月がたつのは早いですね。
先日テレビを見ていたら田中将大投手が8年ぶりに楽天に復帰するというニュースが流れていきました。
エンタメに逆風の昨今ですが、ヤンキースも厳しいやり繰りを強いられてるのかもしれませんね。
その点、楽天はネットビジネスが基本なので投資できたのではないでしょうか?
僕の大好きなバルサの元キャプテンであるイニエスタもとってくれましたし、バルサのスポンサーもしてくれています。
NBAの放映権もとってくれて色々イベントもやってくれてます。
なので、消費者としては楽天に感謝しかありません。
しかしビジネスとしては、少し変わってきます。
以前から楽天をはじめとしたポータルサイト系に出店している人の相談が後を絶ちません。
というのもポータルサイトに出店してもてもあまり儲からないからなんですね。
彼らにしてみれば、売上が増えれば儲かるようになると思っているみたいなのですが現実はそんなことありません。
自分たちで値付けできないビジネスをすると儲けにくいんですね。
ポータルサイトに出店しているお店は一見自分で値付けをしているように見えます。
しかしそこには見えない力が働いています。
すぐ隣で競合が同じものを売っているのです。
ですから、お客さんの立場とすれば同じものなら少しでも安く買いたくなるのは当然です。
ポータルサイト側も出店者の売上が増えないと自分たちの報酬も増えないので競合と価格勝負するように促してきます。(直接的、間接的は問いません。)
その結果、値付けは周囲の環境に決められてしまうのです。
マーケティングを避けるとこのような状況に陥ってしまうのです。
ではどうすればいいのかというと、自分たちでお客さんを集め、自分たちで値付けした儲かる商品を売る力を身につけるべきなのです。
どんどんジリ貧になっていく経営ではなく、売る力が増えていくに従って事業が伸びていく経営をするべきなのです。
これは税理士でも同じことです。
価格競争が厳しくなっているのは、お客さんからみて他との違いがわからないからです。
お客さんを集めてくれるところに行くと値付けの権利がなくなってしまいます。
なので基本は人に集めてもらうのではなく、自分で集めれるようになりましょう。
そして競合にはない商品を用意して売るようにしましょう。
今年の課題に設定してみてはいかがでしょうか?