From 福元友則
先日コンサル先の先生が休み時間にスマホの画面を見せてくれました。
何かなと思ってみてみると、うちのメルマガ(正確にはブログ)の記事をお気に入りしてくれてるみたいで、そのお気に入りの記事の一覧でした。
こうやって活用してくれてるんだと思うととても嬉しかったです。
毎日メルマガを書くのって大変ですよね?!とのことでしたが、大変です。
いつも余裕を持って書けるわけではありません。
また時間はあってもなかなかネタが浮かばない時もあります。
一応ネタのストックはあるのですが、気分的にどれもしっくりこない時もあったりするからです。
他の仕事の納期が迫っていて、本当に休みたい日もあります。
体調が悪い日もあります。
今日ぐらい休んでもと思うこともありますが、楽しみに待ってくれている人がいると思うとそれが原動力になって続けられてます。
いつも読んでくださりありがとうございます。
さて今回は税理士市場を成長事業にするというテーマでお届けします。
今まで様々な業種で成長事業が生み出されてきました。
例えば、自動車とかアパレルとかSaasとか本当に様々な業種です。
コンサルや税理士のような専門サービス業もそうです。
こういった業種のどれもが初期は成長産業でした。
誰がやっても儲かる、誰がやっても伸びる、
そんな時代です。
それがひと段落すると安定の成熟期を迎え、成長しない代わりに大きな波風もなく安定して経営できる時があります。
そこを超えるとほとんどの会社がマイナス成長になる衰退期を迎えます。
1強100弱のような状態です。
ここで1強になれる会社には共通点があります。
市場シェアトップになる会社です。
価格競争に勝利し、どこよりも安くサービスを提供できるようになると1強になれます。
実際、今の税理士業界でもRPAなどにより税務顧問のオペレーションコストを大幅に下げることで原価をさげて売価をさげて価格競争に勝利する戦略がチラホラ見受けられます。
今後数年の間にどこが勝利するのかわかることでしょう。
それ以外だと、ニッチ市場戦略があります。
市場シェアはとれないが、一部の顧客層に特化したニッチ市場をとりにいく戦略です。
ニッチ戦略のポイントは単価。
高単価の市場を作り出せるかどうかが鍵です。
ここで多くの人が勘違いするのは、高単価と聞くと富裕層をイメージしがちな点です。
そんな人は知り合いにいないとか、富裕層向けのサービスがないとかそういうことを考えニッチ戦略は無理と結論づけてしまうともったいないです。
正しくは、サービス自体が高額でなくてもできます。
高単価のサービスでなくても、単価を高めることはできます。
客単価を高める戦略です。
これであれば、仮に安価なサービスであってもサービスを積み重ねることで高単価を実現することができるからです。
ほとんどの税理士事務所がこの価格競争時代を生き残るためにはニッチ戦略しかありません。
高単価のサービスを作るか、
積み重ねれるサービスを用意していくか、
その両方か、、、
これがどの事務所も最優先課題です。
ぜひ時間をとって考えていきましょう!