From:高名一成
おとといの日曜日から東京では緊急事態宣言が始まりました。
その日は用事があったので外出したんですが、閉まっているお店があきらかに増えていました。
飲食店を中心に百貨店も閉まっていました。
駅に隣接している百貨店まで閉まっているのはインパクトが強く、なんだか街が暗くなった気がしました。
調べてみると、ちょうど昨年の緊急事態宣言の時も同じ状況だったみたいですが、あの時は全然外に出なかったので今回はじめて、街が暗いということを実感しました。
街はそんな感じですが、人の出は今までと変わっているようには見えませんでした。
イートインが無くなくなったせいで、路上で食べる人がいるので、前より人が多くなった気がします。
通勤電車もコロナ前と同じように満員らしいですしね。
テレワークをしたくても会社が認めてくれない、あるいは使いずらい雰囲気になっているみたいです。
特に仕事のオンライン化が進んでいないところがこうなっているようです。
昨年は仕事のオンライン化を強制的にすすめられる機会があったのに、元に戻ってしまったのは非常にもったいない話です。
ビジネスを時代にあった形に進化させるいいきっかけでしたから。
コロナでも業績が落ちずに、逆に伸びているところはオンライン化がかなり進んでいます。
テレワークはもちろん、オンラインセールス、オンラインマーケティング、商品のオンライン化、デリバリーのオンライン化、決済のオンライン化など、あらゆるものをオンライン化しています。
これをうまくやっているところは、伸びるどころか、前年の2倍の売上になったとか、過去最高売上になったという突き抜けた結果を出しています。
そして、利益や生産性もかなり増えています。
対面でやるのにかかったコストがまるまる無くすことができますし、時間効率もかなり上がっているからです。
それに、今回休業要請が出ている飲食店や百貨店もこれらのオンライン化ができていれば、休業になっても打てる手がいくつもあったはずなんです。
お店を開けずに、売上を作ることができたはずなんです。
昨年1年でオンラインで情報を得て、オンラインで買い物をし、オンラインでサービスを利用するというスタイルが世の中にかなり浸透しました。
今まではあまりオンラインで何かをしたことがなかった人も当たり前のように使うようになりました。
きっとこれからその人たちはなるべくオンライン対応しているサービスを選ぶようになります。
対応していないものは選択肢から外れてしまうんです。
これは何年か先の話ではありません。
もうすでに起きていることです。
今年は、昨年より重要性が増しています。
自分たちがやることはもちろん、顧問先のオンライン化支援するのも新しいビジネスチャンスになってくるでしょう。
GWの間にオンライン化を進めることを考えてみてください。
ー高名一成