From 福元友則
先日、とある事情から妻とドライブしました。
毎年6月に妻の家族は知り合いのところにさくらんぼ狩りに行っています。
ですが、こういうご時世ということもあり昨年も今年も中止に。
さくらんぼだけお取り寄せしてるのですが、今年は何かの手違いで妻の実家にうちの家族分と僕の実家に届ける分も届いてしまいました。
そのため急遽宅急便をするためのドライブとなりました。
ドライブ中に音楽でも聞くかということになり、YouTubeで探すことに。
最近のヒットソング集なども聞きましたが、なんせ時間がたくさんあるのですぐに聞くものがなくなりましてひねり出したのが、ジャニーズヒットソング集。
ジャニーさんの追悼企画ということで昔のヒットソングから最新のものまで網羅されていました。
1番古い曲が1964年でした。
最初から聞いていたのですが、前半はほとんどわかりませんでした。
やっとわかったのが光GENJIから。
その後はSMAPがでてきてあとはもう今のジャニーズのグループのヒット曲ばかりです。
僕がはっきりジャニーズを認識したのはSMAPからでもう今のジャニーズ帝国ができあがっていました。
ですが、ヒットソング集を聞いてジャニーズにも随分と歴史があるのだと当たり前のことですが、改めて感じました。
ジャニーズのヒット曲ランキングをみてみてもTop25曲はほとんどSMAPとKinki Kidsです。
2グループで15曲しめています。
また最近のグループばかりです。
例外は近藤真彦さんが2曲と光GENJIが1曲ランクインしてるだけ。
つまりジャニーズは1964年から1980年中頃までとそれ以降で全然違うということです。
ジャニーズ帝国と呼ばれる今のジャニーズの姿は主に創業から20年ほどしてから出来上がったというのがランキングから見てとれます。
このことに気づいて思い出したのが、経営コンサルタントの神田昌典さんのお話。
ほとんどの会社は創業20年ぐらいから成長期を迎えているという話です。
会社の土台を作るのも、新しいことに挑戦して根付かせるのもやはり年月がかかるものです。
ちょっとしたヒット商品を生み出すのはできるかもしれませんが、ヒットを連発したり増収増益し続けるには会社の土台とか基盤が必要です。
新しいことに挑戦してもなかなかうまくいかないかもしれません。
なかなか増収増益を続けることも難しいかもしれません。
しかしそれを実現する土台や仕組みを作るのはそもそも時間がかかるものです。
あまり成果をあせらずにじっくり取り組むことも大切です。
出来上がったあとは、それ以前とはまるで違う経営や業績になりますのであとからいくらでも取り返せますしね。