経営戦略

成果を出す人、成果をあげ続ける人は何が違うのか?

from 福元友則

 

早いものでもう2023年になってから1ヶ月が過ぎました。

 

今年の目標達成に向けて順調に進んでいますか?

 

色んな人の相談にのったり色んな人の仕事を見ているとふと気づくことがあります。

 

成果を出す人と成果を出し続ける人の違いです。

 

1ヶ月や1年などの短い期間で成果を上げる人は効率を重視した考えや行動をしがちです。

 

ですので短期間で成果を出すことはできるのですが、その後がなかなか続きません。

 

効率を追い求めるだけではあげれる成果に限りがあるからです。

 

一方成果をあげ続ける人は効率ではなく効果を重視した考えや行動をとっています。

 

それがどれだけ手間がかかろうが時間がかかろうがやる価値があることにしっかり取り組んでいます。

 

ですので、それが一度結果につながるとずっと成果をあげ続けることができるんですよね。

 

何かをやるかどうかを決める時に、効率や手間などで決断している人は要注意です。

 

目的などをしっかり確認してやる価値があるかどうかという効果面で決断するようにしましょう。

 

他にも成果をあげ続ける人に共通する特徴があります。

 

それは付加価値を意識しているということ。

 

例えば先生に何か報告する資料を作るとします。

 

その時に成果を出せない人は結果をまとめる資料を作成します。

 

本当にただ結果を報告するだけの資料。

 

まとめただけの資料。

 

こういうことをやってこうなりましたといった感じの資料です。

 

例え結果が出ているのであってもこういう資料の作り方をしていては成長がありません。

 

成果をあげ続ける人は報告だけにとどまらず、自分なりのカテゴリー分けをして上位方をまとめるなどの分析をしたり、考察をしてそこから何を学んだのか、どう改善するのかなどの自分の意見があります。

 

一手間付け加える、それも相手の時間を節約できるものであったり、より結果がよくなるものであったりするとより付加価値があります。

 

自分がこの仕事に関わることで価値を付け加えたりていたり、付け加えようとしているのです。

 

これはお客さんにとっても同じこと。

 

ただ資料を作成して説明をするだけでなく、それをどう活用するのかや結果がよくなるように付加価値をつけ加えるよう意識しましょう。

 

結局、ビジネスにおける成果とは相手がよくなった結果として自分もよくなるというのが基本です。

 

それが所内の人であれ、お客さんであれ変わりありません。

 

こうした付加価値の積み重ねや大きさが成果になっていきますので、付加価値がないことをどれだけ頑張ってやってみてもあまり成果に影響がでないのです。

 

成果を出す人、成果をあげ続ける人、ぜひ参考にしてください。

 

顧問先の社長にもアドバイスしてあげてください。

 

 

 

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