From 福元友則
4連休はいかがお過ごしですか?
オリンピックが始まったり、海の日で海水浴が賑わったり、渋滞があったりでみなさん楽しまれているようですね。
コロナ関連のニュースを見ていると連日感染者数が増えていっているのは気がかりですが、みなさんお子さんが夏休みになったりで余計に自粛は難しくなるのかもしれませんね。
ワクチンの状況からして、来年はコロナのことは気にせずに活動できそうな感じです。
しかしコロナ前に戻るということではありません。
デジタル社会が進んでいます。
ですから、より一層様々な分野のDX化を進めなければいけません。
税理士事務所の場合、業務のDX化は必須です。
行かないと仕事ができない、会わないと仕事ができないでは時代遅れになってしまいます。
これからは会うということが付加価値になるようにしなければいけません。
もし付加価値にできないと価格競争で負けてしまいます。
会わなくてもいいということは、今までと商圏の概念も変わってしまいます。
今までは近いということがお客さんにも税理士事務所にもメリットがありました。
しかしこれからはそれはメリットでなくなるかもしれないということです。
今、色んな事務所が業務のDX化を進めています。
この準備が整ったところから急成長していくでしょう。
今準備を進めているのはおそらく地域No.1事務所が大半でしょうから、そういった事務所のさらなる大型化が予想されます。
市場が伸びているわけではありませんから、他の事務所は厳しくなるということです。
顧問先が減ったり、顧問料が減少したりということが度々起こるようになるでしょう。
こういった出来事に直面するとこの先が不安になるでしょう。
でも安心してください。
大手に対抗して価格競争しなくても大丈夫です。
デジタル化が進んだら、人で差別化すればいいのです。
先生と顧問先の社長が会うことに付加価値を持たせてください。
もし書類のやりとりや業務的なことがメインであれば、そこに付加価値はありません。
ですので、付加価値をつくるには顧問先が望むなにかを提供しなければいけません。
それはおそらく経営に対するアドバイスに違いありません。
社長の会社の業績を一緒になってよくするパートナー的な存在になれれば、他には代えがたい存在になれます。
絶大な付加価値です。
大半の税理士事務所が生き残るにはこの方法しかありません。
それは他の様々な業界を見てみたらわかることです。
ですので、ぜひ時間をとって付加価値モデルについて考えてみてください。