経営戦略

IBMから学ぶ税理士の生き残り戦略とは?!

From 福元友則

 

今日から9月です。

 

時間がたつのは早いものでこないだ年が明けたように感じますが、2021年も残すところ4ヶ月となります。

 

秋になると今年の終わり方や来年の始め方を考え始める先生もいらっしるかもしれませんね。

 

僕は暑いと寝不足になりがちなので、涼しくなってぐっすり寝れるようになるのが待ち遠しいです。

 

またApple信者の僕にとっては9月はとても楽しみな月です。

 

というのも年に何回かの新商品リリースが告知されるからです。

 

iPhone13がリリースされるかもしれませんし、現在ばか売れ中のMacも新機種が登場するかもしれません。

 

2021年の時価価値総額ランキングによると、、、

 

10位・・・台湾積体電路制造

 

9位・・・テンセント・ホールディングス

 

8位・・・バークシャー・ハサウェイ

 

7位・・・テスラ

 

6位・・・フェイスブック

 

5位・・・アマゾン・ドット・コム

 

4位・・・アルファベット(Google)

 

3位・・・サウジアラムコ

 

2位・・・マイクロソフト

 

1位・・・アップル

 

となっています。

 

アップルは今度の新商品もきっとバカ売れするんでしょうね。

 

2位がマイクロソフトということであいかわらず、アップル、マイクロソフトは好調のようです。

 

今はパソコンというとマイクロソフトかアップルを思い浮かべる人が大半です。

 

が、1990年代まではIBMも有名でした。

 

というかIBMとマイクロソフトでwindowのベースを作ったぐらいです。

 

ですので、IBMがアップルやマイクロソフトの代わりに時価価値総額1位でもおかしくなかったわけです。

 

ですが、IBMは売上でアップルを上回り続けたものの高いコスト体質からPCを売っても赤字が増えるだけで最終的に事業売却を余儀なくされました。

 

IBMは世界一になるチャンスがありながら、みすみすそのチャンスを逃してしまいました。

 

では、IBMは何を間違えてしまったのでしょうか?

 

IBMはPC市場が2極化していくのに中道をいってしまいました。

 

価格を安くして数を売る戦略は高コスト体質からとれませんでしたし、アップルのようなプレミアム市場を狙うつもりもありませんでした。

 

IBMは進むべき道として、この2つのうちのどちらかを選ぶべきでした。

 

アップルよりもプレミアムな市場を狙うか、格安商品を大量販売するか、
のどちらかです。

 

結局そのどちらも選ばなかったせいで、その後に台頭するデルなどにも負け、市場のポジショニングにおいて宙ぶらりんで身動きがとれなくなってしまいました。

 

(ちなみにデルは販売方法を直販にすることで、営業コストや流通コストをカットし格安市場を席巻しました。)

 

この手の話はあちこちの市場で見かけます。

 

市場の成熟が進むと必ず2極化していきます。

 

それに従って生き残れるのはプレミアム市場を攻略したプレイヤーたちと格安市場を攻略した1者となるのが通例です。

 

税理士業界も例外ではないかもしれません。

 

色んな事務所をみていると、今後の生き残りをかけて様々な取り組むを開始しています。

 

先生も早めにどちらの戦略をとるか決め、動き出されるのをおすすめします。

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