From 福元友則
地道なことを徹底してやる
成功していない社長が勘違いしていることの1つにショートカットがあります。
成功するには何か近道があって、成功している人はそれを知っている。
自分は知らないから成功できないという考え方です。
ドラマやドキュメンタリーなどで成功した社長の取り上げ方がおかしいので勘違いしてしまうのも無理はないのですが、何かとても重要な1つの決断が成功をつくるというような勘違いをしている社長もいます。
派手なことをやって目立ったり、特別な方法があってというような勘違いもあります。
これに対してファストリーディングの柳井社長はこう言っています。
「経営というのは、当たり前のことを本当に当たり前に実行する。
そしてそれをチェックし、次の方法を考える、計画を変える。
このことの繰り返しです。
本当の儲ける力とは、こんな地道なことが徹底してできるところにあるのです。」
と。
こんな話も聞いたことがあります。
ある社長は弟子の1人にこんなことを聞かれたそうです。
「メルマガを毎日書くの大変じゃないですか?
よく続けられますよね、、、」
彼はこう答えたそうです。
「自分もそうだし、誰でも毎日メルマガを書くのは大変ですよ。
ネタが思い浮かばないこともあるし、書く時間がない日もある。
体調が悪い日もあるし、気分がのらない日もある。
これはみんなに共通すること。
メルマガを書いてる人が書かなくなってしまうのはこんな時です。
ネタが思い浮かんだから書く、時間があるから書く。
体調がいいから書く、気分がのったから書く。
これではメルマガをはじめることはできても続けることはできません。
なんでもそうですが1番大切なのは続けること。
みんな続けられないことを続けられればそれだけで競争優位性もでます。
そういうことをコツコツ続けることで作り出せる差はとてつもなく大きな差になります。
だから書いてます。
続けているから書けてます。」
こんなことを言っていていて感動したのを覚えてます。
たいての事業では社長や社員の能力の問題よりこの習慣の問題で業績の差ができています。
毎日毎日欠かさずやっていることは何か?
それが業務ばかりなら、業績がよくなるわけがありません。
それがマーケティングならきっと業績がよくなっているはずです。
誰にでもできることを誰にもできないレベルでやるというのは成功するための秘訣です。
派手なことではなく地味なことの中に成功の種があったりします。
そうした種をみつけ、習慣化し、誰にもできないレベルで実践する。
これこそが本当の成功する近道なのです。
もし儲かっていなかったり、うまくいっていないときは、ここが崩れているのかもしれません。
ぜひ顧問先のチェックをしてあげてください。