From 福元友則
どの業界も2つのタイプに分かれます。
お客さんの声に敏感な会社と鈍感な会社です。
どちらかのタイプの会社は成長する会社で、どちらかのタイプの会社は成長できない会社です。
お客さんの声に敏感な会社は変わる会社です。
お客さんの声を積極的にきき、それをとりいれ、商品やビジネスモデルをかえ、会社をかえていきます。
例えば最近、Facebookは会社名をメタに変えると発表しました。
彼らが社名を変更した本当の理由はわかりません。
ですが、主をSNSであるFacebookからメタバースに変えようという意思は感じます。
もう従来のSNSでは、お客さんの声や期待に応えることができない。
そう感じているのでしょう。
現にFacebookは早くから脱Facebookを模索していたというか、Facebookの世界観をもっとリアルにしようとしていました。
VRゴーグルといえば、Oculusシリーズだというぐらい有名ですが、このVRゴーグルはFacebookの商品です。
仮想現実というかSNSの世界観をもっと広げたいというかもっとどっぷりつかりたいというお客さんの欲求があってそれに応えたいということなのでしょう。
ゆくゆくはレディプレイヤ1のような世界が本当に到来するのだと思います。
(まだ見たことがない先生はぜひ見てみてください)
お客さんの声にあわせて変われる会社は強いです。
こうした会社がその業界の新しい基準を設定してきたことは歴史が証明しています。
もちろんその変化を横目に見ていた会社や変わらないことを選択した会社も最終的にはこの基準に従うほかありません。
結局、最終的にはお客さんが指示するほうに業界も会社も変わるしかないからです。
であれば、しぶしぶ変わるより積極的に変わっていく。
後から追いかけるより、先に変わっていくほうがメリットがあります。
業界をリードするような成長する会社は、お客さんの不安や不満に敏感です。
日頃から非常に気にかけています。
それが自分たちが変わる原動力で、変わることが成長の原動力だからです。
お客さんのそうした声に対応するように変化していけば、お客さんとの間に信頼がうまれ、ビジネスモデルを変革させ、成長につながっていくのです。
無理に変わるのでなく、お客さんとともに成長することで自然と変化し成長していくイメージです。
まさにwin-winの関係ですね。
これからの時代に成長していく会社は顧客思考の会社。
ぜひ今後の参考にしてください。