From 福元友則
売上を増やす方法の1つにターゲットを変えるというのがあります。
ターゲットを変えることで売れなくなった商品の売上を爆発的に増やすことも可能です。
ターゲットを変えるというのは、今まで売っていたお客さんじゃない人をターゲットにすること。
性別を変えたり。
年齢を変えたり。
目的を変えたり。
男性っぽいものや女性っぽいものというのはターゲットを変えやすかったりします。
最近は性別の違いをなくそうというジェンダーレスの動きやLGBTが話題になったりして男性だからとか女性だからという考え方がなくなりつつあります。
それにともなって女性ファッションがスカートからパンツに移行していったり、パンプスやブーツからスニーカーに移行していったりしています。
ハイブランドがスポーツテイストブームだったりするのも関係ありますが、、、
最近はスニーカーが大ブームになっています。
昔はスニーカーは子供がはく靴というイメージでした。
ところが今は大人が買って、大人が履いています。
例えば僕が中高生の頃、スニーカーの大ブームがありました。
バルセロナオリンピックの頃にエアジョーダンブームがきて、その後にエアマックス95を中心としたナイキのランニングシューズのブームが来ました。
プレミアムがついて価格が2倍、3倍、5倍と高騰していったのをよく覚えています。
その後はトレンドがブーツに移行したりしてブームが収束しましたが、またブームが再来しています。
というか以前よりも規模が大きくなっていってます。
というのもターゲットが子供から大人になったからです。
昔子供の頃に買えなかったスニーカーを大人が買っています。
そういう動向があるからか復刻がとても多いのです。
単純な復刻もあれば、コラボで復刻したりもしてます。
結果、大人のコレクターが同じようなスニーカーを大量に集めています。
しかもただ数が売れているだけではなく、高額化しています。
コラボモデルによっては100万円を超えるものもあるぐらいです。
最近がリセール市場も活発で、趣味から投資に変わりつつあります。
人気が出そうなモデルを買って、少し寝かせると定価の何倍もの価格になるためです。
スニーカーはターゲットを変えて相当うまくいった例ですが、ターゲットを変えることでうまくいくことはよくあります。
ターゲットを変える時のポイントはどこからどこへ変えるかです。
当然、購買能力の高いところに変えるほうがうまくいきます。
つまりターゲット変更で単価をあげれるかどうかがポイントになってきます。
たいていは数に注目してターゲットを考えがちなのターゲットを変更する際やアドバイスする際には注意してくださいね。