From 福元友則
今日から12月です。
時間が過ぎるのは早いもので2021年も残すところあと1ヶ月となりました。
今年もコロナで大変な1年でしたが、会社や事務所によってはとても改革の進んだ年になっているようです。
また改革が進んでいるところは比較的業績も好調に推移しています。
こういう話を聞くとまだこれからという会社や事務所も、手をつけたところという事務所も、これからの業績アップを期待できますね。
逆に緊急事態宣言があけて、コロナ前に戻ることを期待していたところは肩透かしをくらったような期待はずれの状況のようです。
やはり時代は進んでいて、以前には戻らない。
戻ることを期待して辛抱するよりも、時代にあわせて自分も事務所も変化させることを楽しめる先生や社長が業績アップを手にできるのかもしれません。
また税理士事務所は本格的な繁忙期の突入ですね。
色んな先生の話を聞いていると年々要求されることが細かくなり、作業量が増加していってるようです。
なのにそれを価格転化できない。
事務所経営としてはどんどん採算が悪くなっていってると嘆いている先生がたくさんいらっしゃいます。
一方でデジタル対応していくことで作業量を減らせる期待をしている先生もいらっしゃいます。
単純な作業量そのものは減っていくかもしれません。
しかし作業量の減少とともにおそらく顧問料を下落していってしまいます。
ですから、今までの作業に変わる価値を提供していかなければいけません。
実際にお客さんの要望が多岐に渡り、細かく厳しくなってきたと言ってる先生が増えてきました。
デジタル化がある程度浸透する来年は税理士事務所に期待することが大きく変化する1年になるかもしれません。
確実なのは、顧問先の経営が変化しているということ。
社会情勢やお客さんの変化により顧問先の経営も変化していっています。
ですから税理士事務所も少なくともその変化にはついていかなくてはいけません。
より経営は複雑化し、競争も激しくなっている中で、顧問先も利益をあげることが年々困難になっていきます。
そんな状況なので税理士事務所に求めること、税理士事務所としてのあり方も変わっていっています。
そんな変化も踏まえて、ぜひ時間をとって来年の計画を考え始めてください。
変化が激しい分、楽しい計画ができると思いますよ。