人気の店なのかなと思いながら別の店に電話するとそこも予約でいっぱい。
一瞬岐阜で何か起きているのかと思いました。
がよく考えたら敬老の日の前日。
それで予約でいっぱいだったのかもしれません。
そうとなれば寿司屋のリストを片っ端から電話するしかありません。
電話しては断られ、電話しては断られ。
もう寿司屋じゃなくてもいい?と喉まで出そうでした。
もう電話するときもダメ元の気分。
また断られると思ったそのとき電話口から聞こえたのは、、、
「何人ですか?何時からですか?」との声。
やっと予約がとれそうだと安堵しました。
無事予約もとれ、弟にお店を伝えてお店で待ち合わせることに。
食事もおいしく、個室で会話もはずみみんな楽しそうでした。
とてもいい店なので、逆になんで予約がとれたのか不思議になります。
ところがお会計のためにレジに行った時にその理由がわかりました。
支払いはカードでというと、、、
「すいません、現金でお願いしているんですよ。」と言われました。
最近キャッシュレスが進んだこともあり、現金のみでと言われた記憶がありません。
クレカは使えないとか、suicaは使えないとか、なんちゃらpayは使えないとかといったのはよくありますが、現金のみは久しぶりで予想もしていませんでした。
(ランチは現金でというのはありますね。)
これとよく似たことが中小企業ではよく起きています。
売上のアドバイスをするときに、お客さんがどうとか、商品がどうとか、売り方がどうとか色々考えるのですが、それよりもっとかんたんに売上を増やす方法があります。
それは決済手段を増やすこと。
現金のみや銀行振込だけではなく、クレカを使えるようにしたり、payが使えるようにしたり。
それに一括払いだけでなく、分割払いを導入したりすると決済手段や決済方法を増やすにつれ売上も増えていきます。
以前は決済手段の選択肢がそんなになかったのでそこまで効果的でもなかったのですが、今はとても効果的な方法になっています。
もっというとこれは会社やお店、ビジネスをお客さんに合わせるといった考えに基づいています。
お客さんが変化すれば、お店や会社もそれにあわせて変化させる。
こう聞くと当たり前のことのように感じるかもしれませんが、お店や会社にお客さんを合わさせようとしている中小企業や社長はとても多いものです。
顧問先と話をする時にはぜひそのあたりも聞いてアドバイスしていきましょう。