from 福元友則
事業をその強みをもって成功していきます。
僕がたくさんの社長をみてきて、たくさんの会社をみてきて間違いないと言える原則です。
おそらく強みが大事だということは知っている社長も先生も多いでしょう。
でも、実際その強みが何なのかをきちんと理解できていなかったり、また強みが活かされていないケースは多いものです。
また強みに関して勘違いされていることもあります。
うちには強みがないと思っている社長や先生もいらっしゃるでしょう。
しかし事業をしてお客さんがいるのであればそんなことはありません。
必ず強みがあります。
ただその強みを見つけれていないだけ、わかっていないだけです。
また強みとは先天性のものではありません。
強みは作り出すことができます。
よその強みをうらやましいそうにしている社長もいらっしゃいますが、その強みを自社の強みにしましょう、社長のものにしましょう。
よその事務所の強みでうらやましいなと思うものがあれば、それを先生の事務所の強みにしましょう。
そして強みは不変的なものではありません。
その会社や社長が強みだと信じてきたものが実は少し前からもう強みではなくなっていたなんてこともあります。
ですので、常に強みづくりや強化に取り組むべきです。
また定期的に強みの確認や見直しをするようにしましょう。
強みとは絶対的なものではありません。
相対的なものです。
ここでいう強みとは競争優位性のようなもののことです。
競争優位性ということは、誰かと比べて競争優位性が高いとか低いとなります。
ですから比べる相手が弱ければ優位性を確保しやすいですし、比べる相手が強ければ優位性をつくるのは難しくなります。
こう考えると強みをどのようにして作っていくのかイメージできてくる先生もいらっしゃるでしょう。
お客さんが望むことやライバルがどうなっているか、何をやっているのか、こうしたことは定期的に把握するようにしましょう。
強みにも業績アップに向いているものと向いていないものがあります。
年商10億円までの会社であれば、外向き(お客さん向き)の強みのほうが業績アップに直結します。
マーケティングが得意な会社や社長ほど業績を伸ばしやすいのはこのためです。
反対に内向き(社内向き)の強みはあまり会社を安定しやすくしますが業績アップにはあまり影響がありません。
マネジメントが得意な会社がこのタイプです。
ですので、外向きの強みを作るようにしていきましょう。
もうその強みがある先生はもっと強みを活かせるようにしましょう。
その強みをもっと強化していきましょう。
ぜひ時間をとって幹部の人と話しあってみてください。