From:高名一成
今年は辰年。
辰年は十二支の中で最も縁起の良い干支とされており、運気が上昇してさまざまな願いを叶えてくれるだけでなく、あらゆる物事を良い方向へ導いてくれる…そんな干支だそうです。
龍は成功や発展の象徴で手に持つ如意宝珠が願いを叶えてくれ幸運をもたらす。そう言われているからなんでしょう。
僕は辰年ではないんですが、以前知り合いの作家が僕をイメージして書いてくれた絵が龍でした。(この記事のサムネがそれ!)
というのもあり、僕にとって龍は思い入れがあるので今年は今まで以上にいい年にしたいと思っています。
あなたにとっても12年に1度の縁起年なので、お互い飛躍の年にしていきましょう。
今日は今年を飛躍の年にするために重要なことを3つシェアしますので、ぜひ意識して取り組んでみてください。
①インサイトを見つけて取り組む
インサイトとは物事の「本質」のこと。
自分の事務所が抱える本質的な問題を見つけ、それを解決するための本質的な課題に取り組みましょう。
いろんな人から相談を受けてよく思うのが、抱えている問題を解決するために取り組んでいる課題が間違っているor本質的な課題では無いということです。
間違った課題or本質的でない課題に取り組んでも問題は解決しません。
問題を解決するには本質的な課題に取り組む必要があります。
課題の本質を見極める時は、それが根本治療になっているかどうかを考えましょう。
対処療法になっていたら、それは一時的な対応にしかならず、時間が経てばまた同じ問題が起きる可能性が高いでしょう。
根本治療をする過程で対処療法に取り組む場合はありますが、まずは根本治療をどうやるかを考えましょう。
根本治療を見つけるためにはその分野の専門性が必要なので、その知識を身につけること、それから専門家のサポートを受けることを考えてください。
②マーケティングに取り組もう
業績を伸ばすのに何より重要なのはマーケティングです。
マーケティングとは売れる仕組み作りのことであり、年商10億円くらいまではどんな問題もマーケティングで解決することができ、業績を伸ばす最優先事項はマーケティングになります。
成長する過程で目の前の問題として人の問題やお金の問題など、一見マーケティングとは違う問題が起きることもあるでしょう。
ただ、人の問題もお金の問題も解決するには資金が必要です。
大企業であれば資金を外から引っ張ってくることができますが、中小企業の場合は基本的に売上を増やすことで資金を生み出さなければいけません。
中小企業の場合はどんな問題も売上にいきつくんです。
そして売上の問題を解決するのがマーケティングです。
ぜひ今年はマーケティングに取り組みましょう。
そして顧問先にもマーケティングを指導できるようになりましょう。
③重要なことを優先する
忙しくて出来なかった、他の予定が入ってしまった…こんな理由で重要なことを後回しにしてしまう人は少なくありません。
重要ということは分かっているけど、緊急性の高い仕事に振り回されてしまう…きっとあなたもこんな経験はあるでしょう。
税理士業界でよくあるのが付加価値業務です。
どの事務所も付加価値業務は事務所を差別化するため、単価を高めて生産性を高めるための重要な業務として取り組みはじめています。
これは経営を前に進めるための重要な仕事ですよね。
でも、この業務を優先できているかというとどうでしょうか?
本業の合間に学習したり、実践したりという感じになっていることがほとんではないでしょうか?
これを逆にしましょう。
毎月学習、実践するスケジュールを先に決めて、後から本業のスケジュールを入れましょう。
そして毎月着実に重要なことを前に進めるようにしていきましょう。
以上、3つのことをシェアしました。(③が一番大事!)
ぜひ実践していただき12年に1度の縁起年に飛躍しましょう!
ー高名一成